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Who is This Bitch Anyway / Marlena Shaw
1994.2.23 TOCJ-5877 ¥ 2,344 (税込) CD
STREET WALKING WOMAN / YOU TAUGHT ME HOW TO SPEAK IN LOVE / DAVY / FEEL LIKE MAKIN' LOVE / THE LORD GIVETH AND THE LORD TAKETH AWAY / YOU BEEN AWAY TOO LONG / YOU / LOVING YOU WAS LIKE A PARTY / A PRELUDE FOR ROSE MARIE / ROSE MARIE(MON CHERIE) 


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エレクトリックベースの大御所、チャック・レイニーについて。

彼は、真のグルーヴマスターだ。
エレクトリック・ベースから、これほどまでに腰の据わった低音
と、眩暈がするほどのウネリを出せる人って、そうはいないと思
う。
しかも、このグルーヴを人差し指一本による奏法から生み出して
いるのだから凄い。

音色、音圧、フレージング、タイム感、アーティキュレーション
などなど、モータウンのジェームス・ジェマーソンとともに、す
べてのエレキベース弾きの範となるべき人物だと思う。

で、ベーシストのみならず、じゃあどんなベース弾き?って気に
なった人は、このアルバムを聴くと良い。マリーナ・ショウの
『フー・イズ・ディス・ビッチ・エニウェイ』。

レイニーの怒涛のベースを味わえる。
特に、1曲目の《ストリート・ウォーキング・ウーマン》。

16ビートと4ビート。
2つのリズムが行き来する緩急とスリルに満ちた曲だ。

この曲に、彼のベーステクニックが惜しげもなく注入されているよ。
16ビートの箇所では、これでもかといわんばかりの躍動的な低音
が盛り込まれている。
グイグイと容赦なく演奏に鼓動を送り続けるチャック・レイニー。
こんなベースを弾かれたら、共演者はもう、ただひたすらノるし
かない。

その昔、ウイントン・マルサリス(tp)は、「曲を車にたとえると、
ベースはエンジンだ」と子供達に教えていた。そう、ベースは演
奏の原動力。チャック・レイニーのベースを聴けば、この意味を
体感できるはずだ。

ベースのことばかり書いているけど、もちろん、ドラムもすごい
し、それ以上に、良い曲ばかりですね。マリーナ・ショウのヴォー
カルも、グッとくるし。
それに、なんか甘酸っぱいメロディやアレンジがこちらのハート
をくすぐるのです。
怒涛の《ストリート・ウォーキング・ウーマン》の次ぎの《ユー・
トート・ミー・ハウ・トゥ・スピーク・イン・ラヴ》なんて、サ
ザンなんとかの《いとしのエリー》を軽く凌駕してしまう同タイ
プのバラード。

凄くて素敵で素晴らしいアルバムです。


このレコメンド文はどうでしたか?
2004/3/29 高野 雲
☆☆☆

夜ききたい
まず、ジャケットがすばらC。
アフロの大きさも美しい。
「FEEL LIKE MAKIN’ LOVE」は、夜聴いていると、ちょっぴりお酒が恋しくなります。
「STREET WALKING’WOMAN」の、はじまりといい、「YOU TAUGHT ME HOW TO SPEAK IN LOVE」のサビといい・・・アルバムを通して、全曲がおしゃれ。そしてLOVE。

「JAZZの、ヴォーカル物で、何かいいのない?」ちょっと気になる女の子に質問されたそんな時に、まず頭に浮かんでしまうのが、このジャケットです。
そして、貸したまま、返って来なくなってうのも・・・このアルバムのせいです。
何枚買い直した事やら・・・ふぅ。


このレコメンド文はどうでしたか?
2005/4/25 キジ
星無し

夜ききたい
偶然出会った都会のバーでの男女のダイアローグ。まるで「盗み聞き」するかのように思わず聞き耳を立ててしまうこのやりとりに、しばらくすると名曲「Street Walkin' Woman」のイントロがシンクロしてきて、あとはもうこの曲のめまぐるしいほどにスリリングな、息を呑むような展開にグググイッと引き込まれてしまう。

ちょうどこのアルバムのジャケのごとく、「どうだ!」と言わんばかりの彼女のボーカルも素晴らしく、ラリー・ナッシュの弾くフェンダー・ローズ、リズム隊はハーヴィー・メイソンのドラムにチャック・レイニーのベース。そしてデヴィッド・T.ウォーカーとラリー・カールトンというあまりに強力なツイン・ギターまで飛び出せば、このアルバムの繰り出すサウンドが素晴らしくないわけがない。

ロバータ・フラックの大ヒット「Feel Like Makin' Love」はその後も絶え間なく多くのアーチストに取り上げられている名曲だが、このアルバムに収められたものこそが、数ある同曲のカバーの中で最高傑作に挙げる人も多いんじゃないかな。シンプルなオリジナルに新たな息を吹き込み、これでもかと盛り上げていくこの曲の後半の展開は、B面の「Loving You Was Like A Party」でも同様に用いられ、完璧な演奏を聞かせるバックの布陣と共に、このアルバムの最も印象深い部分を担っている。

75年にリリースされた『Who Is Bitch, Anyway?』は、ニューヨーク出身の女性シンガー、マーリナ・ショウのブルーノートでの3作目。ジャズとソウルが見事にクロスオーバーした言わずと知れた大名盤ですね。


このレコメンド文はどうでしたか?
2005/1/9 FURU
星無し


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