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Blood,Sweat,and Tears / Blood,Sweat,and Tears
2001.2.7 SRCS-9822 ¥ 1,785 (税込) CD
.VARIATIONS ON A THEME BY ERIK SATIE / SMILING PHASES / SOMETIMES IN WINTER / MORE AND MORE / AND WHEN I DIE / GOD BLESS THE CHILD / SPINNING WHEEL / YOU'VE MADE ME SO VERY HAPPY / BLUES-PART / VARIATIONS ON A THEME BY ERIK SATIE 


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 これは俺が19の時に初めて聴いた。俺がバンドボーイやっていた頃だね。大学に行っていいクラブ入って音楽を続けるか、全部切って、バンドボーイをゼロから始めるか、って岐路に立っていた頃かな。
大阪のロイヤルホテルに出入りしていてね、空のケース持ってライブとか入り放題だったからいろいろ聴いていた頃。そんな時にBST聴いて、4日ぐらい飯が食えなかった。
想像だにしない世界、だったんだよな。
 一般的に言えばブラス・アンサンブルとかブラス・ロックと言われていたようなジャンルなんだけど、、クラシックであり、ロックであり、ジャズでもある。エリック・サティの曲なんかもやっていて、とにかく幅が広い、ひとつに括れないのよ。
ホーン・セクションが入っているグループがその頃いっぱい出てきたけどね、俺にとってはBSTはすごいハイ・ソサエティな感じで、シカゴとかはそれに比べるとガキっぽいような気がしたな。それぐらいBSTには衝撃を受けた。

 そういえば、シカゴに最も影響を受けたグループって知ってる?実はゴダイゴなんだよね。シカゴのニュアンスを東洋の音階にしたら、ゴダイゴになるんだ。まさにシカゴのオリエント盤なんだよ。
シカゴはね、ポピュラーものなんだよね。軽薄というか。この軽薄って意味は、悪いとか安っぽいとかいう意味じゃなくて、一般受けする、大衆受けするっていう意味ね。俺は軽薄なのが嫌いなわけでもないし、高尚な方がいいとも思わない。ただちょっとお子様っぽいと思ったし、俺は常に大衆受けするのより、マイナーっぽさがある方が好きだから。
シカゴとか聴いていると、なるほどねーそうだよねーって感じなわけよ。
それがBSTだと、すげーーこれは何だ???って驚きがあるの。19の可愛い僕には衝撃的だった(笑)
まずエリック・サティやっているっていうだけで、クラシックでしょ。幅がある。それに面白いアレンジ。バリエーションがすごい。完璧な演奏。

 今でこそ、グラミーをとった、っていうので認められているけど、当時はこういうジャンルでグラミーをとるってことが珍しかった。彼らがグラミーとった時は、もう俺はBST聴いてなかったけどさ、俺ってやっぱセンスあるじゃん、って思ったね(笑)。


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2002/7/22 村上"ポンタ"秀一
☆☆☆☆☆


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