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| 「黙って聴け。以上」(村上"ポンタ"秀一) ・・・いや、ほんと、このアルバムに関しては、とにかく聴いてくれと言いたい。言葉にしたら、どんどん安くなっちゃうって感じよ。ほかのインタビューとか受けてもさ、そのページにでかく、黙って聴け、って書けと。言いたいことはそれに尽きる。それぐらい自信あるから。いつも自分のものはほとんど聴き直さない俺が、よく聴いてるからね、これは。 アルバムジャケットにしたって面白いでしょ。 いまどきありそうでないよ、このジャケット写真は。美奈子が笑顔っていうのも珍しい。もしかしたら初めてじゃないの?写真が出来あがってきてさ、美奈子がNOって言うと思ってたんだよ、笑ってる顔なんて。そしたらあっさり、「いいじゃない」って。いやー珍しい。この撮影もね、いつ撮られてるのか全然分からなかったんだからね。4人でふざけててさ、カメラのセッティングやってんのかなーとか思ってたら、はい終了です、って。章(岡沢bass)がジャケットにのってるってのも、これまた超珍しいよね。 1枚めと圧倒的に違うのは、今回のような楽曲ならベース2、3人を入れるのが普通なん だけど章がやってくれるんだったら一人で充分なんだよな。美奈子にとっても、岡沢章は御守りみたいな存在。美奈子バンドなんてもうふたりでやってるようなもんだよ。これだけ入りたがり屋さんな俺が、唯一、「自分は入らなくていいから外から見ていたい」のが、美奈子のバンドだもん。だから今まで、美奈子がポンタボックスに来てやってもらうことはあっても、俺が美奈子のバンドに入ってやるってのはなかった。 それが去年、突然美奈子のバンドに入ることになって、3回も一緒にライブをやってしまったっていうのは、俺にとっては大事件。まぁいったん入ってしまえば、もう俺のもんよ。(笑) プリンスの新しいアルバム“The Rainbow Children” を聴いたらさ、あぁいろいろやってたけど、またデビューの頃の感じに戻ってきたんだなって感動した。それと一緒で、俺達も、ぐるっとまわって、また原点に帰ってきたっていう気がする。 章と俺ってのも古い関係だからなぁ。俺が一番最初に一緒にスタジオレコーディングしたミュージシャンが章なんだ。当時は章と松木(恒秀guitar)さんと俺の3人揃わないと、レコーディングやんないというぐらいの関係だった。 その頃の俺は、86キロぐらいあったんだよ。アフロになる前。オーバーオール着て、それでもウエストとかぱつぱつで、とにかくすごい太ってた。いや、そんなことはどうでもいいんだよな。とにかく、素晴らしいアルバムができあがったと自画自賛してるので、これ黙って聴いてみろよ、お前ら。
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