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いやはや、何度聴いても美しい。 聴くごとに美しさが増していくような気さえする。 それほど頻繁に鑑賞しているアルバムではない。 しかし、様々なジャズを聴いて、そして思い出したように棚から引っ張り出して聴くと、やはり良いのだ。 色々なジャズマンの色々な演奏を味わい、己の聴覚と感受性のレンジが多少広くなったかな、と思った時点で、忘れた頃に聴きたくなるアルバムが『ワルツ・フォー・デビー』なのだ。 そして、少しずつ色々なジャズを知り、自分の中の感受性のチャンネルの幅が高まってゆく手応えと比例して、このアルバムの凄さと美しさが増してゆくような気さえしている。 様々なサイトや書籍、雑誌で『ワルツ・フォー・デビー』の曲についての解説は語り尽くされていると思うので、敢えてここで同じことを繰り返す愚は避けたいと思うが、一つだけ言いたいことは、ピアノとベースとドラムの3者が対等の立場で演奏を繰り広げたことが、このアルバムを名盤たらしめているわけではないということだ。 音楽表現の技法上の問題ではなく、ただひたすら「サウンドが美しい」から、このアルバムは不朽の名盤なのだ。 透き通るようなデリケートさと、内面の奥底では炭火のように静かに燃えあがる3人の意志。 イマジネイティヴな演奏は、まるで美の結晶体のよう。 2度と再現が不可能な、1961年の6月25日のニューヨークは、ヴィレッジ・ヴァンガードに鳴り響いた類稀なる音空間を封じ込めた「空気の缶詰」が、『ワルツ・フォー・デビー』なのだ。 マイルスの『カインド・オブ・ブルー』が“モード奏法ゆえに歴史的名盤”では断じて無いことと同様に、ビル・エヴァンスの『ワルツ・フォー・デビー』も、“三者対等のインタープレイを繰り広げているから名盤”なわけであるハズがない。 技法を聴くな、音を聴け。
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| 「ワルツ・フォー・デビー」をどうしてもピアノで弾きたかったので ピアノ教室に行って何度も何度も練習しました。 僕のピアノはへたくそ。バイエル程度のレベルです。 1音1音確認しながら練習していきました。 左手と右手を組み合わせた音は、なんとも味わい深い「響き」で、 ああ、なんてオシャレなんだろう!って感動しました。 数ヶ月後、友達の結婚式披露宴で弾くこととなったのです。 大ホール、100人ぐらいの前でグランドピアノ・・・。 いやはや緊張しましたよ。 キムタクみたいだったよーなんて冗談言われました。(笑) 当時「ロングバケーション」というドラマが流行っていたから。
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