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| ZOOCOが迷っていた時に、光になってくれたアルバムです。 1994年ごろ、NYの小さなライブハウスに行ったことがあったのね。そこのオーナーのおばさんが、このアルバムに入っている「Silver and Gold」という曲を歌ってくれたのが、私にとってKIRK FRANKLINのゴスペルを初めて聴いた瞬間でした。 それまでも、ゴスペルは大好きだったのだけど、「ジーザス」と言葉にだすことに抵抗を感じていたのね。「クリスチャンの人たちが純粋に信じているものを、私みたいなクリスチャンじゃない人間が歌っていいの?」って思ってた。それに、植民地なんかもキリスト教を広めるために拡大していったという歴史などもあるから、純粋にジーザスをトラストできない気持ちがあって…。ゴスペルを歌うことに迷いを感じている時期があったんです。 だから、NYのライブハウスでゴスペルを歌うことになった時(♪♪)、歌う前に「私はクリスチャンじゃないけど、ゴスペルを歌うのが大好き。神様はいると思ってるけど、それがブッダなのかキリストなのかは分からない。呼び名が違うだけで神様は一つだと思うの」と正直な気持ちを話したの。そしたらね、お店の中にすごくいいバイブが流れていて、歌い終わったら皆が涙を流してくれていたんだよね。そして、オーナーのおばさんが私のことを抱きしめてくれて、「それでいいのよ」と一言言ってくれたの。私もその時に、「あぁ、これでいいんだ、私は」って思えた。その瞬間ですね、これまでの悩みが解き放たれて、救われたのは。 その時、オーナーのおばさんがZOOCOのために、といって歌ってくれた「Silver and Gold」という曲は、自分の信じることができる何かがほしい、というような意味の歌。そのおばさんに、「ZOOCOが、自分のSilver and Goldを見つけたら、ここにまた戻ってくるね」と約束したのだけど、それは結局かないませんでした。それから数年後には亡くなってしまったから・・・。ZOOCOの写真をお店に飾って待っていてくれたらしいんだけどね。そのおばさんが亡くなった年のライブでは、「Silver and Gold」をよく歌いました。だから、今ではあんまりこの曲は歌えないかなぁ。 今でも、私にとっての「Silver and Gold」って何だろう?見つからないものなのかな?とも思ってます。でもね、ステージで歌っている時に、ふと上を見上げたらライトがあって、そうすると「ニューヨークでも、日本でも、大きいところでも、小さいところでも関係なく、このままずっと歌っていくのかな」ってふと感じる瞬間がある。もしかするとそう思う瞬間が、私にとっての「Silver and Gold」なのかもしれないな。 KIRK FRANKLINは、若者の教会離れがあった時に出てきた、ある意味ゴスペル界の革命的な人です。歌っている内容は神様のことなんだけど、ゴスペルにラップを取り入れたりして大ヒットしました。神様を信じている人が作っている曲だからすごく強くて憧れます。 ZOOCOはゴスペルを歌うとなんだかいつも泣きそうになります。弱っている時とかに教会に行くと、「私、泣けなかったんだな」ということに気がついたりするの。泣けないというのは、逆につらいことなんだな、って。だから、迷っている人、悩んでいる人に是非聴いてほしいですね。
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ほんとうにあっという間に、スターダムに昇りつめたカーク・フランクリン。あれほど才能にあふれているのだから当然の帰結だと思うし、神に祈りながら自分の行く道をしずかに決めていく、それがラディカルな道であっても勇気をもって進む彼の姿勢が好きだ。ああ、音楽のことでいえば、非のうち所がないんじゃないか、ちょっぴり暑苦しい以外は。若いのにここまでできている。これぞクワイヤ。ぼくはこのクワイヤの盛り上がりをイメージしていつもワークショップやってます。ライブ盤だぞー。同じ曲だが違うtakeのビデオ有り(Gospo Centric/Kirk Franklin and the family : Live)渋谷タワーで入手。Why We Singはもう完全にモダンゴスペルのスタンダードになったでしょう。
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