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| CDNOWで試聴して以来探していたCD。新宿Times Square内HMVで入手。何の変哲もない素晴らしくいいバンド。それに心のこもった歌。それだけで僕を幸せにさせるに十分である。プラス、コアな選曲とファンキーでリラックスしたアレンジの熟練。ピアノの音がリバーブ深めで引っ込んでるのが気になるが許そう。ジャケットの赤ちゃんの手はご自分の孫の手だそうです。 Gene Harrisってあんまり聴いていなかったんだけど、一聴してファンキーを体現しつつ繊細さを併せ持つ本当に素晴らしいジャズピアニストであることがわかります。1950年代終わりから60年にかけてThe Three Soundsを率いJazz界で活躍。その後も数々のアーティスト達と無数のギグをこなし、Blue Note, Verve, Concordなどのレーベルなどにアルバムを何枚も残しています。 NY拠点のツアーツアーの日々に別れを告げ1977年から移り住んだIdaho州のBoiseで家族と暮らしつつ、地元で公演活動。このアルバムは、まさにその地元の仲間、またfamilyと共に彼のgospelを自由にpianoで唄ったアルバムである。 ●地元の仲間1:Curtis Stiger;以前にソウルポップ "I Wonder Why" でTop10ヒットを飛ばしたことがあるsinger。MTVのHOSTもやっていた。がIdle的な自分に飽きたらず、敬愛する"Van Morrison",や"John Hiatt"のようなsinger-song-writerとしてブランクを経て再出発。彼のことは全く知らなかったが、エピソードを読んだだけで非常に共感してしまう人である。そんな彼は、昔地元BoiseのHotelの飛び入りJam SessionでMr. Harrisと共演して以来、彼から音楽を吸収していたそうだ。いい話だ。M-1,5参加。 ●地元の仲間2:Cherie Buckner;Boise在住の会社の重役でもあり、singerにして、人権や慈善を追求する信仰深い活動家(Hewlett-Packardからその慈善活動を讃える賞を5月に受賞)でもある。Mr. Harrisとはかなり長い知り合いらしい。M-4,6,9参加。 ●古いダチ1:Rev. Ralph Beechum;コロラド州デンバーにあるHouse of Joy Miracle Deliverance Churchの牧師さんにしてsinger。なんとMr. Harrisの'70年代Disco時代に彼のバンドで唄ってたそうな。牧師がDiscoか。すごそうだ。M-3,8,11参加。 ●古いダチ2:Jack McDuff;言わずとしれたファンキーハモンドオルガンの代表格。彼の参加作はほぼ間違いない。かっこいい。ほぼ全部参加。 ●娘:Niki Harris;長らくMadonnaのコーラス、振り付けを中心に、様々なビッグシンガー達のコーラスのお仕事をしていらっしゃいます。この親子共演したことなかったのだが、このアルバム制作前に「パパと一緒に唄ってみたい」ということで初共演。M-2,10,11参加。 どの曲も素晴らしかったけど、僕は特にM-2のBattle Hymn Of The Republicが耳からはなれなかった。ローカル、ファミリー、アットホーム、多様性、信仰、お気軽さ。何気ないけど実はアメリカ的な要素満載の一枚。 Mr. Gene Harrisは今年の1月に肝不全でこの世を去りました(訃報 in English)。66歳でした。 God rest his soul! And bless his music left in the world!
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