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| カントリーだ。ゴスペルだ。ゴスペルといえばクワイアだと思っている人はいませんか?そんなことはあーりません。同じ神さまを唄ってるんだけど、土地、人、国、言葉によってそりゃー表現方法はちがうのが当たり前。アメリカ合衆国においてももちろん様々であります。彼の国は特にいろんな人がいるからゴスペルも色とりどり。 カントリー(アンドウエスタン)だブルーズだ、ゴスペルだ、ジャズだ言っても、もとをたどればすべて、アフリカからアメリカに船で連れてこられた黒人奴隷達の音楽性と初期のヨーロッパからの移民達の音楽性がその地で出会い、今の今まで進化していったものです(そこにNative-Americanの音楽性が無視されてるのが何とも悲しいが)。だからぼくは、American Musicとは幹や枝が複雑に絡み合った1本の巨木のようなものだと思う。その巨木の先にどんな実がなるかはお楽しみなんだけど、どの実も同じ水と養分を吸い上げて育ってることは確か。 このアルバム聞いてみればわかるけど、曲はクワイアでよく歌われてるものもあるし、アレンジも相互に黒人音楽と影響しあっていて、それ風だったりするものもある。じゃあ、何が違うのかって。 それはもう絶対に声そのものである。鼻にかかった発音であり、ハモったときの倍音である。会話であり、生活である。 この1枚にも、鼻にかかったいい声をもったBigなCountry Singerが目白押し。風景が見える。泣きが入る。田舎っぺ大将です。でもこれがアメリカなんですよ。いい意味でも悪い意味でも。文句はないです。僕はこういうのも好きです。実際にこういうとこに住むのは大変なんだけどね。 おすすめしたいのは10曲目のWould They Love Him Down In Shreveport/George Jonesです。→ この方は、カントリー界のロングタイムヒットメーカーです。1956年にTop 10Hitをとばして以来2000年までがんばってきました。教会で聞いたゴスペルから音楽をはじめ、Elvisとthe Louisiana Hayrideで共演し、4回の結婚とアルコールとコカイン、コンサートとばしまくりの時代を経て今にいたっておられます。そしてこのWould They Love Him Down In Shreveport 「もし今Nashvilleに神さまが現れたら、彼を愛することができるかい?もしもWall Streetに...もしもパレスチナに....」と切々と唄う彼にしびれました。きっと自分に言ってるんだろうなあ。 新宿Times Square内HMVで入手。
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