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| オーソドックスなクワイアの皆さんなら、真っ先にお気に入りリストに入れそうなアルバムなのですが、Hush Harborではこんなに遅くなってしまいました。 今まで僕自身、黒人霊歌や割とマスクワイアでは歌われにくいようなシンプルな曲に惹かれてきたということもあって、なかなかこのアルバムに収録されている"total praise" のようなドーンとした大曲を紹介する機会を見つけられませんでした。 "total praise" 。90年代のゴスペルスタンダードベスト5には絶対入る曲でしょう。 僕のワークショップでも、この度初めて歌い始めました。素晴らしい曲だ。 歌い始めから、何とも言えないモーンというハーモニーが響く感じで、ゴスペルを知り尽くした才能あふれる人間にしか書けない曲とみた。 そのゴスペルを知り尽くした才能あふれる人間、Richard Smallwood氏。 彼は教会に育ち、5才でピアノを覚えた。黒人大学として名高いハワード大学で音楽を学び、1965年に初の大学ゴスペルクワイアを結成。コンテンポラリーゴスペルの先駆者となる。その後も"The Center of My Joy"などのヒットを飛ばし、自分のゴスペルスタイルを確立していった。 彼は本当にいい曲を書く。特徴としては、クラシカルなハーモニー感覚、ブルースフィーリング、ファンキーなリズム、これらがバランスよく配合されていることかもしれない。歌い手としてもなかなか。すごい才能だと思う。 "The Center of My Joy"を共作したBill Gaitherはこう言ってます。 "I love Richard Smallwood because he is church, his songs speak to the heart of people ". 彼が教会そのものだから好きだって。いやあ深い。謙虚な気持ちになります。 ちなみに僕は、Total Praise/Everything That Hath Breath/Praise (O' Come Let Us Adore Him)あたりがお気に入りです。
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