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| このタイトルはマザーグースの歌からとったらしい。 ジャズの王道である3リズム=ピアノ・ベース・ドラムに、3管編成=トランペット・テナーサックス・トロンボーンというパターンね。(このアルバムでの3管はFREDDIEHUBBARD、CURTIS FULLER、WAYNE SHORTER) クラシックで言う3管編成というのは、各楽器が3人いることだけど、ジャズは合わせて3人が3管編成なんだよね。 アート・ブレーキーは、自分では作曲しない人。その時活きのいい若手を途用してがんがんやらせちゃうの。メジャーになりかけの人をぷっと連れてきて、曲を作らせちゃう。ボビー・ティモンズとか、ウェイン・ショーターとかね。ウィントン・マルサリスも若い頃に、アート・ブレーキー&ジャズ・メッセンジャーズの一員として、世界をまわって、頭角を現した。 ブレーキ−の曲はどれも好きだな。 Three Blind Miceって曲は特に好きかな。明るい曲。軽快でファンキーで、でも演奏がすごく深くて。この頃のジャズって結構好きなんだ。楽しいのと深いのが両立しているから。11月のライブでも、アート・ブレーキー特集をやったんだ。その前にもライブハウスでブレーキ−バンドを模したライブをやったの。そうしたら大坂(昌彦=Drs.)がうまくてね。ブレーキ−っぽく、ちょっと乱暴で、リーディングするようなドラムをやるんだよね。ブレーキ−は、抑揚をつけるような独特の癖がある。シンバルの音が乱暴の一歩手前で、その乱暴さ加減がまたいいんだよなぁ。 「ジャズには名曲はない。名演があるのみだ」という言葉があるけど、まさにブレーキ−がそんな感じ。自分の曲で自分の演奏でモノを言っていく。残した演奏で人に知られ、歴史に名をとどめた。変わりつづけていくことがジャズである。それを体現している人なんだよね。 ブレーキーの曲で7分から10分ぐらいのきれいな曲があるけど、とても即興とは思えない。書かれた曲は即興のように弾き、即興はあたかも書かれているかのように弾く。両方が一致したところが、曲の到達点であって、それは山のどちらから登るかということ。 アドリブのパートでも、ここはこれだな、こう弾くのだな、と思うところがある。前はそれをあえて壊したりしていたけど、いろいろやるにつれ、その時1番いいもの、いい弾き方というのが分かってくる。アドリブをしようと思ったら、同じフレーズが出たという精神状態ね。迷わずに同じことを弾いても悪びれず、違うことを弾いても不安にならず。これが最近はできるようになってきましたよ。 分析癖が残っちゃダメ。これはチックだ、とかさ。考えちゃ忘れ、考えちゃ忘れ、、、結局忘れないとダメ。1拍前のことを考えていたらダメ。・・・そんなようないろいろなことをこのアルバムを聴きながら考えました(笑)
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