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| Recommend!! | ||
| 深いピアノの音色。ホールの響き。鍵盤に爪があたる音。 目を閉じれば、舞台の上で楽しそうに歌う彼女と、会場の特等席には私だけ。 贅沢に、その演奏を味わう。そんな情景が浮かぶ。 ピアノにつられて声が唄う。声につられてピアノが唄う。 たった2つの音で豊かに、静と動を作る。 ピアノをまた好きになった。
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| おとは、ピアノが弾けない。 ピアノが自由に弾ける人が、少し羨ましい。 矢野顕子さんて、このアルバムを聴くまでは、ただ「奇妙な曲を書く女性」だと思っていた。最初に聞いた曲が「あんたがたどこさ」だったから仕方がない。それから、何年も彼女の存在を忘れていた。 今からちょうど10年前にこのアルバムは録音された。小さなホールに、ピアノが一台だけ。そこには、ピアノを自由に弾く人がいた。自由に弾くピアノで、自由に歌う人がいた。ピアノだけで、後は何も要らない、そんな世界がここにあった。 おとは、ピアノが弾けない。 ピアノが自由に弾ける人が、少し羨ましい。でもここには、ピアノを自由に弾ける人が聴かせてくれる、素敵な曲がある。
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