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| 大知くん復活記念その3。 FOLDERが正式にデビューする前にリリースされたプレデビュー盤といえるのがコレ。Avexからリリースされていたヴェルファーレのコンピレーション・シリーズの1枚で、"J-POP NIGHT"というイベントのCD。参加しているのはすべてライジング・プロダクションのアーティストで、FOLDER以外にはZERO、MAX、SPEED、知念里奈、D-LOOP、D&Dがレコード会社の枠を越えて参加。そして収録曲はすべて阿久悠が作詞した曲のカヴァーで、8月7日にヴェルファーレで行われたイベントにはFOLDER、MAX、D-LOOP、D&D、そしてシークレットゲストでSPEEDが参加。実は、この日はテレビカメラも入っており、たしか阿久悠の特番の1シーンとして放映もされた(オレは会場には行っていないし、番組も途中から見たのでうろ覚えだが)。 その中身は、ピンクレディーや岩崎宏美、山本リンダほか、70年代の大ヒット曲をガシガシのユーロアレンジでカヴァーしたもので、そのコンセプトといい選曲といい、あまりにも安直な企画でとほほほほ〜と輪唱したくなる。アレンジは単調だわ作りは安っぽいわで、音楽的な価値はゼロに近い。阿久悠もテレビとあっては正面切って批判はできなかっただろうが、心の中では泣いていたに違いない。 FOLDERはフィンガ−5の「個人授業」を歌っているのだが、ほとんどがメンバーとのユニゾンで、サビの部分で大地くんのソロとなるものの、正式デビュー後の音源と比べるほどのものでもない。ただ、ここでフィンガー5の曲を選んでいるということで、スタッフがFOLDER(というか大地くん)に何を求めているのかということがよくわかる。 アルバムのハイライトは大橋純子の名曲「たそがれマイ・ラブ」を下世話なハウス調アレンジで歌う知念里奈。当時の知念は16歳。まだシングルを2枚リリースしただけでブレイクする前だったけど、この当時からフレーズの最後のところで妙に色気を感じさせる力の抜き方をする独特の歌い方は完成していて、こういうのは教わってできるもんじゃないなと関心したものだ。残念なのは、歌い方がちょっと雑なところ。これはほかのアーティストに関してもいえることなので、相当急造したアルバムだったんでしょう。この曲は、個人的には結構気に入っていて、こればかりリピートして聴いていました。できればトラックをマトモなハウスアレンジに差し替えて、ちゃんとした音楽作品として聴きたい。知念はシンガーとして、もっと大切に育ててあげてほしかったです。 あと、SPEEDは当時シングルを3枚リリースしたところで、まさに人気急上昇中。収録された3曲はすべてピンクレディーのカヴァーで、出来がどうというよりも、ヒロコの勢いにまかせた爆裂ハイトーンヴォイスに耳を奪われます。 大地くんにはあんまり触れんかったね。スマソ
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