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チェット・ベイカー・シングス / Chet Baker
1995.4.26 TOCJ-5951 ¥ 1,835 (税込) CD
ザット・オールド・フィーリング / イッツ・オールウェイズ・ユー / ライク・サムワン・イン・ラヴ / マイ・アイディアル / アイヴ・ネヴァー・ビーン・イン・ラヴ・ビフォー / マイ・バディ / バット・ノット・フォー・ミー / タイム・アフター・タイム / アイ・ゲット・アロング・ウィズ・アウト・ユー・ヴェリー・ウェル / マイ・ファニー・ヴァレンタイン / ゼア・ウィル・ネヴァー・ビー・アナザー・ユー / ザ・スリル・イズ・ゴーン / アイ・フォール・イン・ラヴ・トゥ・イージリー / ルック・フォー・ザ・シルヴァー・ライニング 


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チェット・ベイカーはトランペット&ボーカルのジャズ・ミュージシャンですね。
映画「Let's Get Lost」にもなったので、ご存じの方も多いんじゃないでしょうか。

私が初めて聴いたのは・・・
学生時代に、レンタルレコード屋さんでバイトをしていた時のこと。
お店にすごい暗ーい感じのおじさんが一人現れまして、一枚のレコードをレジの所に持ってきたんです。

おじさん:「あのー、このアルバム買いたいんですけどぉ。」
種:「いやー、うちはレンタルレコード屋なのでお売りすることはできないんですけど。」
おじさん:「このアルバム今、絶盤になっていてもうないんですよぉ。僕ずっと探してたんですけど、どこにもおいてなくて。そしたらここにあって、ビックリしたんです。売っていただけませんか?」
種:「(困ったな・・・)うちは、レンタル中にお客様がレコード盤にキズをつけてしまったり、そういう場合には買取をお願いしてるんですけど、そうでない場合は、お売りできないんですけよ・・・」
おじさん:「じゃ、僕これにキズつけますから、そしたら買っていいですか!」
種:「いやー、そういうのはちょっとできないんですけど。」

と、いろいろ押し問答の末、

おじさん:「じゃぁ、しょうがないですね・・・。」

と帰っていかれたんですね。

そんなアルバムってどういうのだろう!?と思って、彼がすごい執着を持っていたアルバムをダビングしてお家で聴いたんです。それが「チェット・ベイカー・シングス」だったわけですね。その後は再発されて、もちろんCD化もされているので、あの彼もどこかで喜んで手に入れているんだろうな、と思って安心しているんですけどね。

で、そのアルバムを聴いて、ジャズというのは私が思っていたような難しい一辺倒なだけではないというのが分かった気がして、あの彼に感謝の気持ちもあるんです。
「ありがとう! 暗かったけど(笑)。」

チェット・ベイカーは、最初はトランペット吹きだったんですけど、何となく歌ってみたらそれがすごくうけて、その後、“ボーカル&トランペッター”というふうにボーカルの方が主に思われるようになったようですね。それが、彼にとって弱冠不本意な部分があったみたいなんですけどね。でもどちらも(歌もトランペットも)私はすごく好きです!特にこの“名盤”「チェット・ベイカー・シングス」の中では、トランペットから始まる曲の「マイ・バディ」、これもすごくいいんですよ!


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2005/2/4 種ともこ
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