|
|
|
|||||
1人がレコメンドしています |
自分もレコメンドを書く |
|
| Recommend!! | ||
| これは、たしかにニューオリンズだ。でもニューオリンズの音楽がすべてセカンドラインじゃない。Johnの中には、ゴスペル、ジャズ、R&B、ブラスバンド、ポップス、カントリー、などのすべてがガンボのようにごちゃ混ぜになって煮えている。彼の味付けは、ゴスペルジャズ風だとおもうけど。 彼の声は、よくJimmy ScottやSam Cookeと比較されるようだけど、二人を足して二で割ったような味もある。シンプルなコンボをバックにレコーディングされたこのアルバム。まさに、フレンチ・クオーターのどこかのクラブや教会でこんな感じで歌ってるJohnの姿が目に浮かぶ。ニューオリンズのSnug Harborでシャーメイン・ネヴィルを聴いたときのことも思い出すような。 大学生の時、ミシシッピー川を下る旅をしたんだけど、最後に楽園のようなニューオリンズにたどり着いた(治安はわるいんだけど、飯はうまいし、音楽は最高だし、エキゾチックで楽園なんだよ!)。ストリートにも音楽があふれてるし、白人も黒人も音楽を楽しんでる街だ。街をふらつきながら、いろんなものが混ざってるのを実感した。それをミシシッピー川の川岸に座ってぼぉーと考えたりね。そんなことができるくらいだから、非常にゆったりしてるんだけど、ここもアメリカのふつうのローカルタウンとは違う。僕は、アメリカの中にあるアメリカでない場所が好きなんだよね。ニューオリンズとNYが一番好きだから。 話がそれてしまいました。 John Boutteの歌も、ニューオリンズらしく、すごーくいい声で、歌も最高なのに、へんにタイトな感じがしない。バンドもね。すごーくいい意味で。シャバダバしてるよ。ニューオリンズの教会は行ったことがないんだけど、クワイアもすごいらしいからね。この感じは教会のバンドやシンガーに共通する感覚かも。教会の中には緊張もストレスもないもんね。その中で、神さまに向かって歌ってる感覚。黒人教会の教会員の人達の日曜日の笑顔を思い出す。 僕がアルバム中、一番好きな曲は、Sistersという彼が自分の6人の姉に捧げたJohnのオリジナル曲。姉ちゃん達への愛の表現が最高です。楽しいんだけど泣けてくるような。家族ものに弱い僕としては、たまりません。 そのほかにもしぶい選曲が目白押し。これ聴いてると、旅先でたまたまふらっと入ったクラブで、すごくいい歌を聴いちゃった!という気分が味わえます。 忘れられない感じです。
|
|
|
|
|
(C)Copyright 2002. All rights reserved by RespectMusicJapan webmaster@recosell.com |