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the classic recordings / OTIS RUSH
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この人はまぁ僕の先生なんだけど、50年代のブルースではビンテージの一番おいしいところというか、とにかく聴いてたね。
スリーコードのロックンロールが大好きだったんだけど、その先にブルースがあったというか。バンドをやり始めた頃よくこの人になりきってビービーな声で真似して歌ってたよ(笑)自分のブルースの中の原点と言うべき人で、このアルバムには入ってないけど「So Many Roads, So Many Trains」って曲があって初めて聞いた時はさぁこれで決まりって感じだったんだ。
実は82年頃かな、彼のバックでジャパンツアーを一緒にまわる事が出来てね、すごく幸せだったよ。僕のやってたバンドのブレイクダウンと一緒に彼がフロントでやってた訳なんだけど、涙が出るほどよかったね。しびれたよ。5箇所ぐらい回ったのかな?最後は札幌のベッシーホールでね。歌もギターも最高だった。
このアルバムの中では1曲目と8曲目が1000点満点!もう最高!ツアーまわってた時もこのALL YOUR LOVEは一緒にやったんだよね!I CAN’T QUIT YOU BABYは最後にやっとやってくれたんだ。男のどろどろの嫉妬というかどろどろのデップ状態の雨みたいな感じがすごく良くてさ。
この人はさぁ左利きなんだけど普通のギターを反対にして弾いてたからチョーキングも弦を下に引っ張ってる感じでやってるんだけど、普通のギターなら上に持ち上げるじゃない?「だからコピーできなかったんだ」ってオーティスにいったら「それは重力に逆らってるからだよ」って言われちゃってね。ジミヘン(ジミー・ヘンドリックス)とかは左用のギターでやってるけどこの頃のブルースの人たちは関係なかったんだろうね。そのままあるままにやっててほんとかっこいいよ。
このアルバムのバックで弾いてるアイク・ターナのギターもうるさくていいね、後にティナ・ターナのプロデュースもやってた人だから知ってる人も多いと思うけど。
とにかく、このブルースの原点を聴いて欲しいね。


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2003/1/17 近藤房之助
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