topへ レコメンダーリスト レコセル?


ザ・ケルン・コンサート / キース・ジャレット
1997.8.25 POCJ-2524 ¥ 2,039 (税込) CD
ケルン,1975年1月24日(パート1) / ケルン,1975年1月24日(パート2a) / ケルン,1975年1月24日(パート2b) / ケルン,1975年1月24日(パート2c) 


2人がレコメンドしています

自分もレコメンドを書く
Recommend!!
の関連アイテムを
天空を見上げ、何かを求め、大空に言葉をかけてみる。明るい太陽のとき、
 雲が白く輝くとき、雲に覆われて見えないとき、夜に輝く月あかりのとき、
 ふと気づくと星から光が届いているとき、、、、、
 人はどうも何かにぶつかり歩けなくなりそうになると天空を見上げる
 ようです。そんな天空からこぼれ落ちたもののひとつがこの「ケルンコン
 サート」のように感じます。

 キースジャレットの「ケルンコンサート」は私が高校生のときにふれた
 3枚組のレコードでした。トリオから発売された真っ白いジャケットに
 ピアノに向かう彼の小さな写真がありました。このレコードには曲目は
 ありません。たとえば1曲目は「ケルン、1975年1月24日パート1」
 としかないのです。

 つまり演奏した会場と時間だけです。音楽が始まった瞬間、ややかたい
 ピアノの短音が魂の琴線にふれるようになりはじめ、部屋の空気が白く
 変わっていきます。
 彼はその瞬間から即興演奏をピアノにたくし、演奏を続けます。
 「私は創造はしていない虚空から降りてくるものをつかんでいるだけだ。」
 「私はこの創造物を大いなるものから受け取っているだけだ。」
 というようなことを彼は発言しています。

 はじめて聞いたのは高校の放課後の音楽室。
 私と友人だけしかいない音楽室で、彼は音楽が進行していくにつれ、うつむき
 やがて机にふしてしまいました。日は落ち暗闇がせまる音楽室、、、

 1曲目が終わったとき彼は赤らんだ目で「いいね〜。」と言って元気な笑顔
 でレコードを片付けはじめました。

 私は2年ほどまえ職場の警備員さんとお話をしているとき、その警備員さんが
 「音楽はですな。一生懸命つくりよくとですな。いっぱい音楽好きのものが
  空中におってです。その中には有名な才能もったものもおって、その人
  たちが助けるとですたい。」と聞きました。
 
 また、ストーンズのキースリチヤーズも「オリジナルなんかない。ブルーズ
 の神さまがギターを弾いていると空気を通して勝手にメロディーをくれる。」
 と言っています。

 私は警備員さんの話を聞いたときなつかしくて、すぐに部屋に戻り
 「ケルンコンサート」を思い出しそのときはカセットしかなかったので、
 懸命に探し出して夜の中聞いてみました。封じこめられていたパッケージを
 開いたように、ピアノの音が響きはじめした。
 最近多々あるヒーリング音楽よりも、すばらしい空間に私は満たされました。
 今はポリドールからCDが出ていると思います。


このレコメンド文はどうでしたか?
2003/1/18 おんぴこりん
☆☆


もっと読む


topへ レコメンダーリスト レコセル?

トップへ (C)Copyright 2002. All rights reserved by RespectMusicJapan
webmaster@recosell.com