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| 先日コンプリート・ベストがリリースされたというTVのCMを観て、「おおっ! VAN HALENか!」と盛り上がった私は、なぜかまたその宣伝してたアルバムではなく一枚目の「炎の導火線」の方を買ってしまいました。コーラの CMを観 てエアロスミスを買ったときのように。私はまわりに「桃の木を植えろと言われて、柿の木を植えてしまう女」と言われていますが、物を買うときも微妙にズレたものを買ってしまうタイプのようです。 しかし、このアルバム、私にとっては最高に思い入れのある大好きなアルバムなのです。“ジャンプ”や“パナマ”も良いけど、サミーヘイガーが入ってからも良いけど、やっぱ私にとってのVAN HALENはデイヴィッド・リー・ロスのいた時代、そして中でも特にこのアルバムなのです。 久しぶりに聴いたこのアルバムはもちろん私を後悔させませんでした。そのうえ新たな発見をもたらしてくれました。VAN HALENって実はロックンロールバンドだったんだ!! 当時すべてのギタリストの度肝を抜いたライトハンド奏法に注目が集まりましたが、シンプルなアレンジと音数の少なさゆえに見えてくる凄いセンスとバンドのグルーブ感、スリルのある演奏、ルーツから得たロックの初期衝動、そしてデイヴ・リー・ロスのハイテンションがダイレクトに響いてきます。やっぱスゲエ奴らは1stアルバムからスゲエんだなー。そう納得させてくれる名盤です。 M1の悪魔のハイウェイで盛り上がり、M2の暗闇の爆撃のギターソロでもう完全にやられます。昔アルフィーの高見沢さんがTVでライトハンド奏法をされたときに、字幕テロップで画面の下に「これがライトハンド奏法です」と流れたという噂を耳にしたことがありますが、みなさま、このM2の暗闇の爆撃でエドワード・ヴァン・ヘイレンが聴かせてくれる演奏、「これがライトハンド奏法です」。 M3のユー・リアリー・ガット・ミーはもちろん最高! 最後まで飽きることなく聴けるカッコイイアルバムなので、“ジャンプ”以降のVAN HALENが好きなかたも是非聴いてみてください。 余談ですがちらっと空耳アワー。高校生だった私は当時どーしても、どーしても、そんなはずは無いともちろん頭ではわかっていてもM5の“ I'M THE ONE”のサビが「しょー、しょー、醤油ラーメン〜!」に聞こえてしまっていました。20数年後やっと歌詞カードをみました。「Show, Show, Show, Your Love, babe」なるほど、そうだったんだと勝手にやっと納得しました。
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