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最近の洋楽はUSやUKよりもそれ以外の国々の音楽の方が面白いと思う。 しかし歴史を紐解けば、最近に限らず面白い音楽が結構ごろごろと転がっているようだ。 それ以外の国々、というと音楽ジャンルも多種多様なのだが、いろいろある中で僕は特にヨーロッパ諸国のロックを好んで漁っている。 このアレアはイタリアが生んだバンドで70年代に活動していたらしいが、彼らの音楽を紹介する文章を読んでみると、ハード○○○、へヴィ○○○、なんていう言葉では物足りないらしく、こんな風に書かれている。 「バーバリック」(barbaric:「野蛮人の(ような)」、E英和辞書より抜粋)。 蛮族!蛮族のような、とは実にすごい例えられようだ。すごい例えなのだが、しかしながら実際聴いてみるとその言葉が見事にすっぽりはまっているのだ。 とにかくヴォーカルのインパクトが凄まじい。やはりというかさすがイタリアというべきか。とにかく濃い。「濃」である。いや、むしろ「(笑)」かもしれない。 アレア(笑)。まるで半狂乱のオペラ歌手のようなその歌声の破壊力は、内股のボブサップも遠く及ばないことはいうまでも無く、火星人の脳みそもあっという間に吹き飛ばすくらいである。 そして肝心の演奏もすごい。邦題が「自由への叫び」というこの一枚は、ジャズ、プログレッシブ、ハードロック、民俗音楽(バルカン半島の音楽らしい)といったようなものが縦横無尽に入り乱れて、まさしく「野蛮な」という言葉にピッタリだが、その勢いが失われることなく最後まで一気に聴けてしまうのはやっぱり技術があるからなのか。野蛮なイメージの裏に隠れた繊細さも聴き逃せない。 そういえばワールドカップの韓国-イタリア戦で審判がイエローカードを出したのは、審判が韓国に肩入れしていたからではなくて、実は突進するトッティの迫力にビビッたからに違いない。何しろアレアを生んだ国ですから。 そんなわけで音楽好きの方はもちろん、 夜泣き、おもらしで悩むご家庭の皆様にも是非一度、アレアをご賞味あれ!
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