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| まず、一曲目を聴いてくらくらきちゃいましたね。「Sertao」というすごくゆったりとした曲なんですけど、最初の"ジャァン"という出だしで、すっかりもってかれちゃう。ムードがあって、乾いてて、しかも、力が抜けていくような。女性は好きだと思いますね。この曲は、お父さん(カエターノ・ヴェローゾ)と一緒に作った曲みたいです。そのうち、打ち込みの音が出てきたり、謎のリズムパターンがあったり、上質な中にも新しいことをやろうしているのが感じられて。声も気持ちいいし、ずっと聴いていて全然飽きないアルバムです。 おととし、ライブも行ったんですけど、すっごく楽しかった。体の大きなパーカッションの人がいたんですけど、リズムボックスをものすごく細かく手で必死にたたいたりもしてたし、ベースの人は、静止したままひたすら弾いているし。モレーノはギターを弾いて歌ってたんですけど、何故かグリーンのサッカーのユニフォームを着ていたり・・・。そういう感じ。3人ともゴーイングマイウェイで、それでいて絡み合う音が美しく、見てても楽しいし、おもしろかった。最後はもりあがっちゃって、いい感じで終わってましたね。是非、また日本でライブをやってほしい!! 今、私は鎌倉に住んでいるんですけど、こういう音が本当に合うんですよ。メロディー自体はどこか切なかったりもするんですけど、なんかカラッとした音作りをしているようなところが。前はブラジルのものとかそんなに聴いていなかったんですけど、引越しをしてからこういう音が好きになったのかなぁ。潮風がまじっている空気をすって毎日暮らしているのと、都心のマンションの中で暮らしているのとでは、自然に音楽の好みも変化してくるんでしょうね。"砂浜で歌ってるような気楽な感じ"、"はずし感"とかね、鎌倉に住みだしてからよりいいなあって思うようになったんです。
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