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| 特定の宗教を信仰していないので「俺はロックを信じている!」なんてほざきながら実態の定かでないと言うか存在自体が無いわけだが、そんな訳でロック教なので、人様から見ればバカなロック狂なんてシャレにも成らず、ロックを心の拠り所として生活しているのだが、当然に人並みな悩み事を抱えながら社会に馴染もうと愛想笑いとか無駄なうなずきを習得し、一人前の社会人として当たり前のコミュニケーションを図りながら世の中に参加している気分でいるのです。基本的にロック教の教えは前記したような社会に溶け込む事を余り歓迎している訳ではないので、現実と信仰の狭間で苦悩するのですが、ロックもまさに現実である事に間違いは無く、平均寿命に着々と近づきながらも答えは出ず、世間一般的なコミュニケーションで人に嫌われないように注意深く麻痺していく事が良しなのか、ロックを信じて我が道を行くべき事を幸せとするか、歳を取るごとに迷いが出てきながら生活している自分の将来を危惧しているのであります。 時には瀬戸内寂聴の説法でも聴いて心安らかに道を見出す方法も考えたのですが中々そうも行きません。そもそもロック教は一神教では無いので進行する為にはそれ相当の覚悟と厳しい修行を続けていくのですが、一生続くのが修行ですから明確な答えや救済と出会えるのは僅かな事例しかありません。 日本の状況を含め、地球は今、微妙なバランスを必死に保っております。悩める昨今、ロック教は此処に確かな答えを出現させました。Lou Reed の新譜である The Raven であります。私は確かに救われました。本当なのです。比べられたらチッポケであろう私の悩みはこのアルバムによってNothing となったのです。またもや私はロックを確信し修行を続ける事を改めて覚悟すると共に、ロック教の布教に今いっそうの力を注ぎたいと思うのです。この衝撃と確信は少なくとも5ヶ月は変らぬであろう。 三年ぶりとなるルー・リードの新作「The Raven」は作家エドガー・アラン・ポーを軸とし「なぜに人間は悪に導かれてしまうのか?」の問いに向き合うという本質的な作品となり、ルー・リードの長いキャリアを総括した出来となっている。現在、私の手元にあるのは輸入盤であり、当然に英語が理解できる訳ではないので言葉の内容はサッパリ解りませんが、凄まじくPUNKで有る事を鳥肌をもって実感するのであります。とにかく久しぶりに目が醒めるようなROCK美学なのであります。ロックを信じるからこそ込み上げる喜びを確実に感じられるのです。あ〜〜ロックって本当に良いですな〜。 「本当のお前はどれなんだ?いつもお前は同じなのか?変化しないのは"変化"だけだ」だって・・・ 本作品は2パターンでのリリースであるが、挟み込まれる朗読と言うかセリフ部分が妙に沁みて来るので、絶対に二枚組みの「Special Edition」を選ぶべし。この作品は本気です。 時期尚早ながら本年度ベスト・アルバムってことで問題無し。
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