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| この人は、「ローズ」というジャニス・ジョップリンをモデルにした映画で、主人公ローズ役をやった人としてよく知られてます。ジャニス・ジョップリンは、前にも話したけど、(→創刊号)、私が音楽をやるきっかけにもなった大好きなブルースシンガーで、一人ぼっちでいるのが嫌いな、すごく寂しがりやのかわいい女の人だったらしいのね。あの時代のスターだったんだけど、一人ぼっちになっちゃってドラッグに溺れていってしまう人生を送ってしまった。その彼女の人生を本人のように入り込んで演じたのがベット・ミドラーです。 「ローズ」のサントラもいいんだけど、今回は、1972年にリリースされたデビューアルバムを持ってきました。 このアルバムは、圧倒的にボーカルのためのもの。テクニックうんぬんではなく、ソウル、魂の歌という感じです。 カーペンターズもカバーした曲(「Superstar」)とかも入っていて、「シンガーとしての姿勢」というのを世間に見せたかったアルバムなんでしょうね。 すごくシンプルな楽器構成で、音数も少ないんだけど、その分、歌が聴こえてくるアルバム。今って、シンガーの息遣いまで聴こえてくるアルバムってあまりないんだけど、これは息遣いまで全部聴こえてくるすごく生々しいアルバムです。彼女がここでブレスして次の言葉を吐き始める・・・というのがすごくよくわかるんですよ。 一番好きなのは、「Do You Want To Dance?」という曲。もう、理由なく好き。聴いてもらったら分かるよ!彼女って本当はシャウト系がすごいんだけど、この曲はすごくささやくような、にこにこ笑って歌っているのが分かるような、さらには人柄まで伝わってきちゃうような感じの曲です。 このアルバムは、部屋で友達とワインでも飲みながら静かに聴くといいかな。冬の季節にも合いますね。ちなみに最近、私が音楽を聴くのは圧倒的に車の中。毎回毎回違うCDをピックアップしてドライブしてるんだけど、この曲は、あんまり飛ばさないほうがいい時のドライブ、夜の静かなドライブとかにピックアップして聴きながら運転してますよ。
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