|
|
1人がレコメンドしています |
自分もレコメンドを書く |
|
| Recommend!! | ||
|
去年から今年にかけて、アンダーワールドやケミカルブラザーズ、プライマルスクリームにマッシブアタック等など、いわゆる大物的な人々がこぞって新作を出して、僕はその手の人たちの作品のほとんどを聴いたつもりなんだが、まあ、なんというか、その、これ単体では決して駄作ではないんだけど、やっぱり前作と比べてしまうとちょっと言葉に詰まってしまうような、そんな感じの作品が多かったように思う。いくつかのサイトや雑誌もチラッと見たりしたが大方ほかの皆さんもそんな感じのようである。 そんなわけで、もう期待する人はほとんどいない、というくだりで普通は「脅威の新人現る!」なんていう言い回しの宣伝文句を連ねるのが普通なんだけど、もうそういう「脅威の新人」ってのも、クラブミュージックに限らずなんだかありきたりな感じになってきていて、もうどうでもいいや、という無気力感を覚えつつある。(っていう言い回しもなんだかありきたりだなあ。) 3年前くらいの今頃、風邪をひいた帰りがけに入手し、ベッドの中で苦しみながら聴いたこの一枚。なんか特別なシチュエーション(?)で聴いたせいか、印象に強く残った。その後も何回か聴いてみたけど、最初のときのインパクトよりも後からじわじわとくるモノの方がだんだんと大きくなって、今では「この人たち今どうしてるの?」と日増しに期待感がつのっている。彼らの作り出す静謐な緊張感のあるビートと、それを包み込むストリングスや電子音がとても豊かで心地良い。とにかく音がきれいで、他とは一線を画す世界観を持っているのを感じる。たしかこれが出た当時はファットボーイスリムのような狂騒的な曲の方が売れてたから、メジャーの視点ではそれらの影に隠れたしまったようなイメージがあるのだけど、今聴くとこっちの方が深みを感じる。音はきれいだけど、ヴォーカルは上品過ぎない所がこれまた良い。メロディーも結構キャッチーな作りだし。 ほんと、この人たち今何しているんでしょ。自分は情報に疎いので、ひょっとしたら彼等はもう解散しちゃっているのかもしれないけど、そうだとしたらなおさらこの一枚がこのまま時代の地層に埋もれてしまうのはもったいないと思うので、まだの人はいっぺん聴いてみてほしい。 (なんか素人のクセに批評家っぽい文章になってしまったような。そこはカンベン。) ※追記 昨年彼等の新作が出ています。DVD付きで凝った感じですが、音は「Wide Angle」の方が分かりやすいです。
|
|
|
|
|
|
(C)Copyright 2002. All rights reserved by RespectMusicJapan webmaster@recosell.com |