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| ちょっと前のアルバムですが、僕のつぼにはまるセンスを持った貴重なアーティスト、Montrel Darrettであります。 このアルバムは、彼の初のソロアルバムで、発売当初は、ゴスペル界のD'angeloとかPrinceなどと密かに騒がれておりました。J-WAVEなどのFM局でもよく流れていたね。 いわゆるワンマンレコーディングアーティストで、アレンジ、ほとんどの楽器、唄と全体像をセルフプロデュースできる人ですね。 そして、率直に彼の良さ、そしてこのアルバムの良さをあげると、アレンジの微妙なセンス→音色の良さ→そこはかとなく伝わってくる「人となり」です。 逆の見方をしてみると、これだ!という濃く突出した楽曲がなかなか見つからず、唄も非常にうまいのだけれど、人の心を立ち止まらせるタイプの唄じゃないのかも… そんな中で楽曲として、唄として、おまけに彼の優しい人となりもよーく伝わってくる曲は、7. FREEです!もちろん地味なんだけれど(笑)、これは僕のココロを繰り返しつかむ何かを確かに持ってるんです。 コンテンポラリーゴスペルといえば、「大体こういう音」(あまりカッコいい音やセンスを要求はしないバンドとクワイア主体の音づくり。悪い意味じゃなくね。)というイメージに違和感を覚え、R&B、HIP HOP、Rockを自らのフィルターを通して自分なりのGOOD NEWS=Gospelを伝えるスタンスで生きているアーティストである、Montrelの存在にはガッツがでます。 その後EMIとの契約は終わったようで、彼の試行錯誤は続きます。なかなかメインストリームで認められない。どういう形で、伝えたいことを伝えたらいいのか新たな実験に乗り出したようです。 2002年終わりにインディーズに活動の場を移し、自分のレーベルからリリースされた、彼のニューアルバム、「Soul Metal」を聴くと、彼の試練と気合いが伝わってきます。 期待されている今までの自分のイメージを裏切っているのかもという想いも持ちつつ、メロディよりもビートのなかでリリックを吐き出す、非常にストイックなHIP HOP GOSPELの方向に向かいます。これは歌詞がわからないものにとっては、単調に響くのかも知れませんが、聴いているうちに、気持ちよくなってくる感覚もあるよ。カーステとかいいかも。でも、 今、日本ではほぼ手に入らないでしょう(泣)。 僕の札幌の同志、H氏が、今kikiというシンガー(すごくいいよ)のプロデュースをMontrelに頼んでいて、Nashvilleでレコーディングをしたところ。僕は、1枚サンプルを送ってもらいました。感謝。MontrelはH氏の招聘により今年来日してworkshopをします!詳細がわかったらお知らせします。 とにかく、この才能あふれるMontrelという貴重な器に今後も僕は期待します。 まずは、このアルバム聴いてみなよ。
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