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| 久しぶりにいい感じのクワイア・アルバムを紹介します。 といっても、いわゆるマスクワイア(人がいっぱい。大人数の聖歌隊)ではなくて、非常にレコーディングノリのいい30人前後の、しかも若いクワイアです。 そして、ゴスペルクワイア界ではめずらしいことなのですが、Natalie Wilsonという若い女性アーティストがクワイアを率いているのです。 Hezekiahの女性版とも言えると思いますが、Hezekiahのパワー感に比べると、もっと洗練されたセンスを持っています。 20代のクワイアということで、彼らのセンスも、今のR&B、HIPHOPを自然に通ってきたものです。 僕は彼女たちを、New JerseyのRev. Milton Biggham氏の教会に行ったときに近くの野外ステージで行われていたゴスペルライブで観ました。 Natalieは、HIP HOP姉御ぶりをもの自然に感じさせてくれる雰囲気で、ストレートかつパワフルにゴスペルを歌っていて、これは僕と感性が合うクワイアだなあと感じたことを覚えています。 そして、その後、私がオーガナイズするGOOD NEWSレーベルの作品、「Gospelize It!」と「Silent Night」でNatalieとThe S.O.P. Choraleに参加してもらいました。 アルバム、「Girl Director」のウリは…イキの良さ。女性パワー。歌詞の良さ。でしょう。 それとサビに入るクワイアの歌うメロディがいつもポップなんだよね。例えば、1. Act Like You Know、5. Brother/Sisterなど。各曲のクオリティは、かなり高いです。 発売当時、アメリカのゴスペルマーケットではなかなか高い評価を得ていたけど、爆発的なプロモーションをされることもなく、結果的に見落としていた人も多かったアルバムだと思います。 いわゆるネオ・ソウル/ニュークラッシックソウル(この呼び名自体どうかと思うけど…)好きの人々にもぜひ聴いてほしいアルバムですね。 スローでいわゆるコンテンポラリー・ゴスペルのバラッドのイメージに近い曲よりも、ビートものの曲(1/2/5/6/7/10曲目辺り)が僕は好きです。 このアルバムとの彼らと、「Gospelize It!」と「Silent Night」での彼らの歌声を比較してみるのも面白いと思います。
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