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| R. Kellyにとって2002年は、本当にいろんなことを思い知った1年だったことだろうと思う。 いや今年に入っても、彼は自らの問題をひきずって生きている。 未成年とのセックススキャンダル。メディアが騒ぎ立てることに関わらず、法廷で争われようと、 誰にも知られまいと、自分の冒したことは自分がいちばんよくわかってる。それが犯罪であるか どうかはまだわからないけど、今まで直視しないで生きてきたその罪と真っ向から向き合わされて いることは、彼自身が知っていること。 先日、日本先行発売となった「Chocolate Factory」は2枚組で、ボーナスCDとして「LOVELAND」というアルバムがついている。(本当のジャケットは黄色地に赤いリボンかかってるジャケ。中ジャケにこの赤い方があります!) 「LOVELAND」は、当初、昨年11月にリリース予定でしたが、音源がスタジオから持ち出され、 ブートレッグとしてネット上に出回ったため、収録曲を入れ替え新たに今年発売になったという 経緯あり。 「Chocolate Factory」は、騒動のさなかも彼のセクシーなスタイルを突き通した、彼の決断。 彼のファンに対する強い思いと感謝が込められてる。シングルカットされた「Ignition」で見せて くれた、やつのスムースなフロウはとっても彼らしくて好きです。いろんな意味で弱さがこぼれる 感じの声は、今あまり他では聞こえてこないからね。 そして、「LOVELAND」。 これは、今まで歌の中で彼が距離をとって見せてこなかった部分かもしれない。 「Heaven I Need A Hug」で歌われているのは彼自身の姿。と判断するのはナイーヴすぎるという人 もいるかも知れない。 でも本当のことはこっち側まで来る。歌だけを通して。それがソウル。 失敗。問題。愛がない。教会。烙印。業界。だまし合い。 神さま 顔を上げて。それでも続ける。混乱から。正しいことは何? 神さま 家族を。しっかりと。疲れ切って。死ぬ夢を見る。悪魔は生きている。 神さま Heaven I Need A Hug。僕に語りかけて。 神さま 「The World's Greatest」は朝露のような素直な賛美。 抜けてくる感じがする。クワイアもいい。 見渡せば、情報はいろいろあふれてるけど、ひとつの歌や音を聴いたときに伝わってくる何かは、 それらと全く異質のものを人に与える。 自分の頭を黙らせる何かに感謝。 ジャケットに赤く浮かび上がった街、シカゴで彼は産まれた。
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