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| Recommend!! | ||
| 世界五大陸音楽というのをやりたくて、色々探っていくうちに音楽には国境がないんだなと改めて思ったの。そうしたら世界中の国歌を聴いてみたくなったんです。世界五大陸音楽っていうのは、地球儀を5つか6つくらいの大陸に分けて国境でない分け方その全部の大陸の唄を歌えるようになりたいなと思って。 始めはボーカリスト欲でメロディラインが知りたい。だからその国の音楽の音に慣れたくて、だったら国歌を聴けば分かるだろうと思ったんです。だけど聴いているうちに色々見えてきて、音楽的というより一つずつの国が独立しているように一つずつ国歌があるんだけど、実は地球の上で人間が自分の場所はここって言ってるだけなんだな。だから音楽はひとつ。線とか引かなくてもいいんだって感じたんです。 とても精神的な話になってしまうんですけど、一つのものを国で分けている、でもよーく国を一つずつ見つめたら同じ様な事を伝えようとしているという事が分かったの。それは「アイ・ラブ・ユー」って事だったんです。 ある時、リハーサルスタジオでスパニッシュギターを弾いていている人がいて、スパニッシュの曲は男性の声ばかりで、なぜ女性の声がないのだろうと思って。調べてみたら女性は踊る方だって事が分かって、知らない事が多いなと感じて、音楽から国を知っていこうと思ったの。ラテンの音楽をやっている人に教えてもらっているうちに音楽のルーツというか、どうしてこういう音楽が生まれてきたかっていうのが分かってくるようになって、国が持っている楽器やメロディをどんどん知りたいと感じるようになったんです。 「アイ・ラブ・ユー」という言葉は、私の中でこのCDとセットになっている本「世界の言葉で『アイ・ラヴ・ユー』:片野順子 著」で気づいた事なの。今はこんな時代(地球上で戦争が起きている)になっている。だから音楽そのものというよりも、今の時勢を見つめる時に国の唄って事を考えるんです。それぞれの国にはそれぞれの国の唄があって、その中で伝えたい事は「アイ・ラヴ・ユー」だなと感じて。私は「地球の唄」を歌いたいと思っているので、一つにまとめて一個の言葉にするならこれなんだなと。 今の時代を怖がらないで欲しい。不安って不安を呼ぶと思うんですよ。どこで誰がその不安を止めるかって考えたときに、じゃぁ自分から止めればいいんだってこと。そのためには、不安に向かっている気持ちを思いっきり反対に向けようとする気持ちが大事だと思って。潔く、国は一つ一つばらばらだと受けとめよう。それを受け入れた上で、どこかに同じような言葉がないだろうかと思ったらあったんですよ。それが「アイ・ラブ・ユー」だった。 戦争に対してNOと言う事で、戦争をしている人達とNOと言う人達の間にまた戦いが始まる。それは負にエネルギーを注いでしまっている事の様な気がするの。だから反対側の思わぬところから力が注げないかなと思って。それが「アイ・ラブ・ユー」という言葉だと感じている。怖いからやめてっていうのは一番よくない強力なエネルギーじゃないかなと思う。だから何かで切り替える事が必要で、その何かは人によって違うと思うんですけど私にとっては「アイ・ラブ・ユー」という言葉がきっかけなんです。 自分の場所でやれる事、唄を歌う事を欲張りに追求したら結論がでてきた。まだ戸惑いながらなんですけど、身体があるうちにちゃんと「アイ・ラブ・ユー」を言わなきゃと思って、出し惜しみせずに、見て分かってじゃなくて、唄いたおす。 五大陸というか六大陸の音楽を歌っていく中で、今は大地の方に気持ちがいっているの。ずっとハイトーンボイスで唄っていたんだけど、低めを唄ってみたら自分の中に安らぎを感じて、インディアンのもので、それをそのままやるんではないんだけど、そこに惹かれている。 最初はそれぞれの大陸の曲のカバーから始めて、いずれはオリジナルをやりたい。まねていった上で、自分の中でミックスされた時に、それが私にとってのオリジナルになるんじゃないかなと思ってるの。きっと何年もかかるよね。でも、それが私にとっての「地球の唄」になるのかなと思って。 今は本当に言語が分からない。これって何語?みたいな事もあるから。でもキーワードを使って、いずれは自分の中から生まれてくるかな。自分の中で消化したら日本語で自然にでてくるかもしれない。言葉で分かる人には言葉で伝えたいから言語も学びたい。メロディで伝える人にはメロディで伝えたい。気のようなものであればそれも伝えたい。やっと見つけた感じなんです。 このCDは聴いてもらうというより、手にする事で地球上にはこんなにたくさんの国があってたくさんの人が生きているという事を感じてもらえればいいと思うんです。誰もいつも独りぼっちなんかじゃないんです。独りぼっちなんかになれないんですよ。
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