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| Sagaのエッセンスが凝縮された名盤。 吸い込まれていくようなイントロから始まる1曲目、「On The Loose」。キーボードとギターのコンビネーションが、まるで空間を広げていくようです。ジャケットのような乳白色の立ち込める霧が次第に晴れ、青空が見えてくるイメージ。 演奏の中心はキーボードとギター。リードキーボードプレーヤーのJim Gilmourの他にボーカルのMichael Sadler、ベースのJim Crichtonも時にはキーボードを弾くというトリプルキーボード編成ですが、決してキーボードだけが目立つわけではなく、反対にキーボードがサポート役となってIan Crichtonのギターを引き立てている感があります。また、ドラムスのSteve Negus、ベースのJim Crichtonも、楽器の役割方目立たないながらよく聴いてみると、非常にタイトないい演奏をしています。全体に、メロディ重視かつ演奏力も非常に充実、やさしいバラードもあり、聴いて心地よいバランスのよいアルバムとなっています。 ご多分に漏れず、私もこのアルバム、また大ヒット曲の「On The Loose」「Wind Him Up」からSagaを知りました。それから既に約20年の年月が経ってしまいました。このアルバム「Worlds Apart」を聴くと、Sagaを知った時を思い出すと共に、このアルバムにはSagaのエッセンスが凝縮されていると再認識するのです。 このアルバムがレコードで発売されたのが1982年。日本盤(邦題:パラレルワールド)・アメリカ盤とヨーロッパ盤ではジャケットが異なっていましたが、2003年に発売されたリマスター盤はヨーロッパ盤のジャケットとなっています。どちらのジャケットもアルバムイメージにぴったりですが、当時手の届かなかったヨーロッパ盤のジャケットが身近になって、感慨深いものがあります。
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