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ロックは輪廻転生して再び僕らのもとへ。 ラジオから流れる音楽の優等生さ加減に 「もういいよ!」 と言いたいそこのアナタ!まさかこのバンドを聞き逃していないでしょうな?最近のロックバンドでこれだけスレた雰囲気を持つバンドはないでしょ!ロンドンにスレ、パンクにスレ、終いにゃ自分達にまでスレきったバンド、ザ・リバティーンズを。2NDアルバムはもっとメロウでメロディアスになる彼らだが、こっちのアルバムは純粋にロックンロールなのでアツサを求める方にはこの一枚をオススメ。 ピーター (やんちゃ・不良学生担当) 、カール (良い子ちゃん担当) とその他二人 (笑) の四人が生み出すロックは、ロック本来の持つ熱さと冷たさを最大限にまで引き出したモノなのだ。とにかくかっこいい。彼らがピストルズとかクラッシュと比較されていたことも、そんな音楽性が似ていたからじゃないかと勝手に思っている。なにかサウンドに刹那さを含んでいる印象を感じるのだ。 それを感じる僕の勝手な印象として、リバティーンズは非常にアンバランスであると思う。やる気なさそう&ときどき発火な好き勝手に歌うヴォーカルに、仲が悪いのかなにか混ざり合わないコーラス。それをまとめるために単純に、そして極上なメロディで仕上げてあるロックサウンド。ガタがきてるけどカッコイイ年代モノの車に乗りこんだのはアンバランスな4人の若者ロッカーだったんだって。 火をつけてから瞬く間に輝き、一瞬で終わる花火って感じの音楽。刹那であることの切なさ。そういうのに 「ロック」 を感じてしまう人にはタマンネエ一枚なはず。彼らは天然でわかっているんだと思う。ダラダラと永遠に続くような灰色より、刹那にでも輝く七色のほうが美しいって。
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ラフトレードの新人バンド。 年齢をとったからだとは思いたくないけれど、街で流れた音を聴いて、CDを探すことが無くなって久しい。仕事柄もあるとは思うけど、音楽産業が発展しすぎて、情報が飽和状態になっていると思う。都会に暮らしていると音楽に限らず、情報が多すぎてtoo muchになることが多いよね? そんなスレタおやじに久しぶりに鉄槌がくだった。昨年末(02年)に新宿Liquid RoomにSIONのライブを観に行った時のこと。客入れの最中に流れていた音がどうしても気になって仕方がなかった。カッコイイ。70年代パンクの匂いがはっきりするけれど、空気感は今の音。何だろう?変なところで意地っ張りの僕は、誰かに訊くことはせず、CD店に行く度に探し続けた。やっと見つかった。来日公演は観逃してしまったけれど、お陰でCD店にコーナーができていた。 ラフトレード・レーベル期待の新人。元CLASHのMick Jonesのプロデュース。平均年齢22歳。Londonのイースト・エンド出身。僕は膝を叩いた。「なるほど」。ところが、自宅に帰って、何度も聴きながら、不思議な気持ちにおそわれた。カッコイイ。俺は何でこれをカッコイイと思うのだろう?一言で言うと「Punkだから」なんだけれど、それでは、俺にとってのPunkって何?21世紀のロンドンの不良少年達がパンク・ムーブメントの代表的レーベルからデビューしたというお話は、確かにわかりやすいけれど、そんな表面的なことに騙されるほど、愚かでは無いつもりだ。ロックにも伝統ってあるのかなあ? テロだ、SARSだ、と海外には行きづらい昨今だけれど、今年中には、ロンドンに行って、パンク・ムーブメントの歴史と今を体感しようと思う。自分にとっての「カッコイイ」を確認するために。
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