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| そうか。やっとわかった。僕がどうして松崎ナオさんの世界に惹かれるのかが。 理由その一、 ひりひり感が好き 理由その二、 未完成で、孤独で、少し幼いから これは、『風の唄』のレコ評でも書いた事だけど、それに加えて、これはもう決定的かも知れないのだけれど、 理由その三、 民生のにおいがする からだ。 歌い方が、民生に似ているっ、というわけではないけれど、でも民生を女性流に解釈して声に出せばこうなるのかもな、と思う(PUFFYは民生そのままで、それはそれでまたイイ)。 この作品集の中で松崎ナオさんのいい声を聴けるのは、『哀しみが止まらない』『天使の悲鳴』『あなたに向かって』(これは渡辺善太郎さんの手によるもの、少しchara的世界)などです。 その他、 『ゼロ』ではとんでもなく不安定な世界を楽しむ事ができます。 〜悲しみに暮れた夜は まだまだつづくらしいんだ〜 って、歌詞がなんともイイ。 『How to be A Sun』は、未完成で、孤独で、少し幼い僕らのアンセム・ソングです。 〜咲き誇れよ 湧き上がるよ 奮い立てよ ボクの中はこんなに綺麗さ 泣いて見ろよ ボクの中は光溢れている 背を向けていてよ ひとりで飛べるさ〜 『白夜の音』では、ちょっと捻れた恋の感情が柔らかい音の中で歌われています。気持ちが良い。 〜殺して 抱いて 逸話にして 君への気持ち 決して永遠じゃない〜 この曲にはASA-CHANGが絡んでます。 歌詞カードの中の写真も素敵ですよ。 最後に、平井堅よりも数段、ほんと桁違いの『大きな古時計』、是非聴いて下さい。
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