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| Recommend!! | ||
| このアルバムは、プロデューサーとシンガーと、トラックメーカー的な三人が集まっているというところで、SOYSOULにちょっと感じが似ているかなと思います。元Tony Toni Tone のRaphael、元A Tribe Called QuestのAli、元En VogueのDawnが結集したLUCY PEARLとしては、これが唯一のアルバムです。 多分、Aliは覚えていないと思うけれど、このアルバムが出る前に、一回だけ電話で話したことがあるんですよ。友だちのプロデューサーとスタジオに一緒に入ったとき、その人に突然「ZOOCO、代わって」と言われて。びっくりしましたけど(笑)。Aliがロンドンでいろいろ活動しているときで、今度こういうのをやるよ、って話していたので、楽しみにしていたんです。 とくにRaphaelのセンスが光っていますよね。彼の場合、男性ヴォーカリストをプロデュースすることが多かったんですけど、女性ヴォーカリストの、おいしいところ、よいところもよくわかっているなと思います。Dawnのウィスパーとかセクシーさが、En Vogueのときよりもいい感じに出ていますね。ライブとかでもワーっとシャウト系とか、力強く歌うタイプだったのに、クールでメロウな感じになっていて、それが逆にホットになっている。せっかく三人集まったんだから、それぞれの違う顔を引き出していこうとしたんでしょうね。Raphaelは本当に名プロデューサーだなと思いました。 アルバム全体をみると、いろんなテイストが散りばめられています。ギターの音一つとってもすごく凝っているし、すごく良くできたアルバムだと思います。こういう瞬間に出てくる音楽って、セッション的だから誰にもマネできない。それこそミュージシャン、っていう感じでいいんですけど、ファンとしてはもう一枚聴きたいですね。Tony Toni Tone自体がいろんな曲調をやっているから、Raphaelもいろんな音楽性をもっている人だと思うので、彼を通じた二人、AliとDawnがどういうふうになっていくのか、もしまた一緒にアルバムをつくるとしたら、その辺を聴いてみたい。ロック的な要素が入ったりして、また違ったものになるかもしれない。何かおもしろいものが出てきそうですね。 このアルバムは、それぞれが強力な個性を持つ三人が集まったものだけれど、いい具合に力が抜けているので、緊張もしないし、こうやって聴かなきゃということもなく、本当にノリながら聴けます。とくに「Dance Tonight」が流れてきたりすると、夏の夜に、車で走ってどこかへ行きたくなります。
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| '98年から'99年頃のR&Bシーンは、一つヒットするとそれを真似した曲が次々出るという感じで、似た曲ばかりで溢れていた気がするんですよ。そんな中でルーシー・パールに出会い、あ、久しぶりにR&Bらしいグループが出てきたなと思ったんです。 ルーシー・パールのメンバーはラファエル・サディーク(トニー・トニー・トニー)、ドーン・ロビンソン(アン・ヴォーグ)、アリ・シャヒード・ムハマド(ア・トライブ・コールド・クエスト)の3人。もともと私が大好きだった人が集まったユニットなんです。 特にラファエル・サディークが大好き!この人はベタっとし過ぎず、クールなR&Bシンガーなんです。R・ケリーをはじめR&Bシンガーって、とっても甘くフェロモンが滲み出ている感じがしますよね(笑)。ラファエル・サディークは、歌い方もそうだけど、作る曲や歌詞もクールなんです。冷たいという意味ではないんですよ。最近のR&Bのラブソングは、ひねり過ぎているか、エゲツない表現が多いんですけど、彼の場合、ストレートだけどベタ過ぎない。そんなクールさがにじみ出ています。 それが出ているのが、まず3曲目の「DANCE TONIGHT」。クールなグルーヴ感に溢れていると思います。3人の声が絡み合う中で、それぞれの個性が出ているんだけど、サディークのクールな部分が残っているんですよ。この曲だけでみんな硬派だなあというのが感じられます。スーパーユニットですよね。 それから9曲目の「DON'T MESS WITH MY MAN」。この曲は人間味に溢れているところがいいです。打ち込みの部分もあるけれど、全体から「生」な部分が伝わってくるんですよ。アコースティックギターの音がずっしりくるところとか。また良い感じにポップ感があるところも気に入っています。 このアルバムは、3人ともボーカルをとっているんですが、歌っている人によってそれぞれの個性が出ているんです。誰かが突出しているんではなくて、3人のバランスがとれている1枚。どこをとっても、「LUCY PEARL」!クールで絶妙なバランス感が良くて、2000年のヘビーローテーションアルバムでした。
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