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The Call is Strong / Carlton
 828194-2  CD
 


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これは90年代初めのものなんだけれど、最近また引っ張り出して聴いています。たしか、六本木のWAVEで店員さんに勧められて買ったんじゃないかな。六本木WAVEがあったころは、六本木に行ったついでにとりあえず寄ってみては「何かいいネタ入ってますか」って聞いていた。本当に、とにかく品揃えが良かったから。

で、このCarltonの「The Call is Strong」は、SMITH&MIGHTYのプロデュース。SMITH&MIGHTYは、イギリスのちょうど、マッシヴ・アタック(ブリストルサウンドの代表的アーティスト)とかが出てくる前のブリストルのミュージクシーンから出てきたアーティストで、今でも活躍しているプロデュース・チームなんですけど、彼らのデビュー前後くらいの作品で、いまでも、ぜんぜん古くない、カッコよく聴ける。わりとここ一ヶ月の僕のブーム。とは言っても10年代、気がついたら聴いている、そんなCDの一枚なんですけど。

少し前に、たまたま友だちと話していて。あまり有名ではないんですけど(その筋では有名ですが)、「カールトンいいよね」って盛り上がって、それで引っ張り出して聴いたら、やっぱりまったく色褪せることなく、素晴らしいトラックがたくさんだった。アルバムを通して聴くので、どれが一番かということはないけれど、一曲目なんかはとくに印象的。これは車で聴くことのほうが多いかな。聴いていると、まったりします。ゆるーくなります。

このアルバムのリリース当時は、トリップホップという言葉が出てくる前ぐらいだと思うんだけど、レゲエベースだったりヒップホップベースだったりするから、いろいろなものがミックスされている音楽なので、いろいろな楽しみ方ができるんじゃないかな。ハウスも有りの、わりとヒップホップに近い感じも有りので、いまで言うブリストルサウンド。トリッキー(トリップホップの開拓者)の前後ぐらいの頃ですね。トリッキーみたいに暗い感じではなくて、全体的にトーンは暗めなんだけれど寛げる感じで。音像というか音の雰囲気はあんな感じではあるけれど、また違う。どちらかというと、ポーティス・ヘッド(ブリストル発のダンスミュージック)とかのほうが近いかもしれないですね、クールです。Carltonは、やっぱりこのアルバムが一番いいなと思う、うん、これが好きです。

これを聴いてみていいなと思ったら、SMITH&MIGHTYの他の作品なんかも聴いてみるといいんじゃないかな。現在進行形でいろいろなところでプロデュースしているし、本人名義でもリリースはしているから、そういう追い方をしてもおもしろいんじゃないかなと思いますよ。

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2003/7/4 LA-PPISCH
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