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| 久しぶりにクワイアものをご紹介した気がします。 「We Fall Down」の大ヒット以来、現在、最もバランスのとれたゴスペルアーティストのひとりとして大活躍中のDonnie McClurkin。 80年代後半、彼によって集められた35人のゴスペルシンガーによって結成され、リードされたクワイアが、このThe New York Restoration Choirです。1989年のアルバムデビュー以来、4年間にわたって、NYを中心に、The White House、Carnegie Hall、Madison Square Garden、Apollo Theaterなどでコンサートを行っています。 ちなみにクワイアの名付け親は、Savoyのレーベルプロデューサーでもあり、僕がNJに行くと礼拝に出ているMt. Vernonの牧師Milton Biggham氏だそうです。僕が企画する今秋のゴスペルツアーでも彼を訪ねます。当時、NYCはほんとに荒廃していて、治安も悪かったから、市の復興を願ってこう名付けたんでしょうね。僕がNYに住んでいたときも、彼らは活動していたんですね。その頃は、まだゴスペルがこれほど自分のものになるとは思いもしなかった僕でした。 Donnieは、その後96年にソロデビューを果たし、このアルバムにも収録されている「Speak to My Heart」を含んだそのファーストアルバムはstellar awardsを受賞し、GrammyやDove awardにもノミネートされ、大きな評価を受けます。そして、99年にリリースされたアルバム「Live in London and More」の大ヒットと彼の活躍は着実に広がってきたわけですが、このアルバムを聴くと、The New York Restoration Choirでの彼の活動が、直接その後の成功の栄養分になっていることがはっきりわかります。 何て言いますか、彼のゴスペルのエッセンスがわかりやすい形でぎっしり詰まってるんです。 Richard SmallwoodやKirk Franklin、Andrea Crouch達と共通するものを持ちながら、自分なりのスタイルを築きあげています。名曲と濃いトラディショナルなスタイルの混合。伝統をリスペクトしつつ、あか抜けたセンスも持ち合わせています。しっかりとした土台に立って、コンテンポラリーなシーンに出てきただけに、本物であり、王道です。 9. Church Medleyなんかコテコテトラッドでアッパーな黒人教会のグルーブものなんですが、Donnie生き生きしてます。僕も自分のクワイアでやってみたんですが、昂揚するゴスペルの裏打ちリズム感を体得するには最適の曲では? Donnieファン、そしてKirk Franklinの1stが好きな人にはマスト。バランスのとれたいいクワイアアルバムです。クワイア指導者も勉強になるでしょう。
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