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マイルス!マイルス!マイルス!〜ライヴ・イン・ジャパン’81 / Miles Davis
1992.11.1 SRCS-6513 ¥ 4,587 (税込) CD
バック・シート・ベティ / アースラ / マイ・マンズ・ゴーン・ナウ / アイーダ / ファット・タイム / ジャン・ピエール 


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マイルス・デイビスです。それだけで、いまさら僕があれこれと説明する必要はないとは思います。だって、あまりにもビッグ・ネームですから。

このアルバムは日本公演のライブ盤なんです。このツアーで、いろいろな場所(国)を回っているんですけど、同じメンツと同じセットでも色々と何バージョンかが存在するんです。ここに入っているこのヴァージョン(日本公演)の「マイ・マンズ・ゴーン・ナウ」という曲が僕は大お薦めですね。マイルスの数え切れないくらいのアルバムの中で、僕にとってはこれがベストです。なぜかと聞かれても、答えようがない。ただこのプレイが最高。(けれど、この日本公演は、音楽活動を長く休んでいたマイルスが再び活動を始めたときで、コンディションとしては決して最高とはいえない状態だったとも聞いていますが。)

マイルスは本当に時代によって、テイストっていうのかな、それぞれ違いますよね。ストレートなものもあれば、アヴァンギャルドもあるしと、いろいろな顔があるんですけど、何て言ったらいいのか、このアルバムには、マイルスのよい部分が凝縮されている感じがするんですよ。たとえば、このアルバムのツアーのずっと前に、「ポギーとべス」というガーシュインのミュージカルのサントラ盤があって、その中の曲がこのアルバムにも収録されているはずなんですけど、聴いてみると全く違う曲みたいに感じる。僕は、これ『マイルス!マイルス!マイルス!ライヴ・イン・ジャパン'81』)を聴いて、その「ポギーとベス」のほうも聴いてみたんだけど、全く違っていて、そこがまた逆におもしろいと思った。

ライブ盤の楽しみって、パフォーマンスが会場によって変わるということもあると思うんですよ。まあ、聴き方としては正しくないかもしれないけれど、何回も何回も聴き比べて、その違いも楽しむ。このアルバムは、そのくらい好きだった。このツアーのほかの会場の録音も聴いてみたんですけど、やっぱりこれが一番好きです。

言葉では足りないですからね、殊にマイルスについては。「この演奏の何分何秒のここがいい!」「ここからが最高」と言ってもね、だめですね。聴いて感じてもらうしかないでしょう。
ただ、僕にとってはこれが一番ですけど、これだけではないですということと、あなたのマイルスはきっとあります、ということは言えると思います。

Miles Smiles / Miles Davis
マイルスのアルバムはあまりにも数が多すぎて、どれから聴いていいかわからない方へ。近藤房之助さんのオススメはこちらです。

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2003/9/12 LA-PPISCH
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