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| もう9月も半ばだというのに、8月を軽く上回るこの暑さときたら一体何なんだろう。気温と湿度の高さでいったら、むしろ今が夏真っ盛りのような感じだ。まるで季節が一ヶ月ずれてしまったような感覚だ。7月は6月で、8月は7月で、9月が8月みたいだ。もしかしたら、今後季節が毎年一ヶ月づつずれていって、いつか季節が逆転する時が来るかもしれない。つまり夏が冬で冬が夏だ。7、8月はスキーの季節。七夕の竹は雪の重みで折れ安いので、ステンレス製の竹が出回るかもしれない(それはもう既に竹ではないが)。12、1月は海の季節。クリスマスにはみんなで海水浴に出て、スイカにヒイラギの葉をつけてお祝いするのであろう。サンタクロースはおそらく暑さのあまりランニングシャツとステテコ姿にならざるを得ないだろう。正月はコタツにみかんじゃなくて、クーラーにカキ氷だ。うんうん。そういえば季節が逆転している、といえば南半球、今のオーストラリアがまさにそうであった。(我ながら強引な持って行き方だ。うんうん。) アヴァランチーズはオーストラリアの、良く分からない音楽を作っている人たちであります。って、ほめてんのか?それ。でもこの一枚はいろんな所で良くほめられていますね。この人達がすごいといわれているのは900曲にも及ぶネタをパクリ、いやサンプリングして一時間ノンストップのパーティーチューンを創り上げちゃった、ってとこなんだけど、はっきり言って自分にとってはそんな事どーでもいいですよ。こいつらは楽しい!それだけでいいじゃないですか。いや、元ネタがどんな曲かを知っている、という人には、こいつらのこの曲のこの部分はアノ曲が使われていて・・・なんてのを楽しんで一人ほくそ笑みを浮かべて、っていうのも良いと思うし、それはそれで立派な楽しみ方ではありますが、己の無知を棚に上げずとも、音楽好きなら素直に音楽にノって楽しむのが一番です。900曲を使用した、とはいってもそこから想像される複雑怪奇さは微塵もないです。明るく突き抜けた感じのダンスチューンが形を変えながら次々と連なって、聴いているうちにどこかSFの世界を次々とさまよっているような気分になってなかなか良いのです。ただ、聴き終わってトータルで味わうと、なんだか白昼夢の後のようにしらけたような、それでいて充実感があるようなへんてこな気分になって、結局良くわかんない音楽だなあ、と思います。たぶんそこら辺が900曲の凄みなのかもしれないませんが、素人の僕には良く分かりません。っていうか分からなくてもこいつらは楽しい!それだけでいいじゃないですか。って二度も言ってしまった。それでもいいじゃないですか。それでもいい、と思ってくださった方は是非。
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