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| Recommend!! | ||
| ジョン・レノン、カート・コバーン、トム・ヨーク、マイケル・スタイプ、ブランドン・ボイド、ジュリアン・カサブランカス、ジョニー・ボーレル、リヴァース・クオモ、ボブ・ディラン、ハウリン・ペレ・アームクヴィスト、マイク・パットン…………ダメだ。やっぱり好きなヴォーカル(というか歌担当の人)を挙げていくとキリがない!さらにキリがなくなるから日本人を除いたのにキリがないなんて困った困った。 おっと!重要な人を挙げるのを忘れてた!シアトルのインディギターロックバンド、デス・キャブ・フォア・キューティーのヴォーカリストのベン・ギバートさんを! 優しく甘い声。この人の声は……なにか吸い込まれる感覚に襲われる。けど、 「こっちにきなよ」 ってだけの声じゃない。ある程度突き放しているというか、冷たい印象も含んでいる不思議な声。ただ、そんなこと忘れるくらい抜群に美しい声。幻想的、芸術的といった方が正しいかも。 そんなヴォーカルなバンドなので、サウンドもそのままヴォーカルとおんなじ道筋。幻想的で芸術的。スネアの響きからギターの響きまで、その響きの爪先までとにかく空間全体に旋律が響き渡っている。暗闇に旋律という星が、その音が鳴るたびに瞬くようで、なにか美術館でポケーっと絵を眺めてるときのような感じになる。 ギターロックバンドってのは 「陽」 の気を含んでいるバンドが多いけど、このバンドはあまりその気を感じさせない。かといって 「陰」 の気が強いかっていうとそうでもなく、エモ・バンドのような 「哀」 の気を強烈に放っているという印象も受けない。なにか、皆が通ってる道のすぐ横のわき道で、自分らのスタイルを出しているという印象。クラスで一人はいる、孤高だけど人気者、みたいなヤツですねこのバンド。 特にこの一枚はホントすごい。孤高の人気者、すごいよ。ここまで 「染みる」 ものを表現しきれるなんてね。特に 「Lightness」 、 「Transatlanticism」 、 「Death of an Interior Decorator」、 「A Lack of Color」 の四曲。僕の好みド真ん中!もう、墓まで持っていきたい。そしたら墓ン中でも寂しくなさそうだし。 世界中の人々に一度は聴いてみてほしい一枚。その美のひとかけらに一度は触れてみてほしいです。
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< ひんやりと冷たい幻想の世界 > 赤い糸にぐるぐる巻きになったカラス。 何かを暗示するかのようなジャケット。 不幸の象徴である‘カラス’、一方、幸福の象徴である‘赤い糸’。 そんな正反対なものが一つになっている。 そして‘デスキャブフォーキューティー’というバンド名は、 かわいいんだか、カッコイイんだか、よくわからない、 アンバランスな魅力がある。 彼らの音楽にも、そんな‘裏’と‘表’がある。 一曲目『The New Year』がとにかくカッコイイ! 変拍子のドラムワークに、鋭くはかないギター、そしてヴォーカルの透明な歌声。 そのアンバランスさ加減が危うく、脆いのだが、 ロックの幻想がそこには詰めこまれている気がして、 ずっと触れていたい・・・という美しさがある。 あとボーカルの澄んだ声。空から落ちてくるような声。 天使のような声。サウンドも本当に素晴らしくキレのあるロックだ。 二曲目からの流れは、スムーズで気持ち良い。 寒いこの季節にピッタリだ。外出するときにウォークマンに入れていきたい。 でも家で一人で聞くのもいいな。美声と美しいギターの音色にずっと浸っていたい。 なんて素敵なアルバムなんだろう。ロックなナンバーからアコースティックなナンバーまで。 全体通して染みる・・・ぐんぐんと、染みこんでいくのだ。 全部を聴き終えて、思うことは・・・・。 音楽ってここまで繊細で、細部までしなやかで、 かつ、大胆で、幻想的で、脆く、はかないが、 だからこそ、曲が流れている、その何分、何秒の間が、 狂おしいほどいとおしい。 音楽はまるで長編のドラマティックな映画を観ているようだ。 彼らの作品は、とても美しいです。 隙間がないです。こわいほど美しいです。 もはや芸術の域だと思います。
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| 最近、この声の虜です。DEATH CAB FOR CUTIE!! また見つけてしまった一生もんの一枚。 実はこのバンドのヴォ−カル、前回僕が紹介した POSTAL SERVICEのヴォ−カルと同一人物なんです。 なんか、ひとつのめっけもんから、アンテナはって色々探っていくのって 音楽ファンにとってこのうえない楽しみのひとつだったりするわけで、 しかもそのアンテナがハズレなしだったら、 電波がとどく限り追いかけてしまうもんです。 で、色々探ってたら、前々回僕が紹介した VELVET TEENのプロデュースもしていた事が発覚! どうりで、こいつら僕のアンテナに引っ掛かってくるわけだと 妙に納得してしまいました。 そんでこのデスキャブの最新作がもうホントに最高の出来! なにがなんでもオススメです。 ホントは自分だけの宝物にしておきたいけど、こっそり、ズバリオススメ!です。 どうオススメかってのを文字にしてしまうと、 なんか、ウソっぽくなってしまうので、 とにかく聴いてくれ!とかって、 いわば、レコメンダ−失格発言してしまうほど、いいんだよぉ。 にしてもえぇ声なんよぉ。メロもいいし、音もいいし。 あぁ〜、なんか今回ヘベレケですね。ダメ男だ。 このCDは僕のキャパを超えとる。 それにしても、このステキ電波は何処まで続くのかなぁ。 junaida
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このアルバムは、真空管のような音から始まる。 耳を両手でふさいだ時のあの音。お母さんのお腹の中で聴いたであろう音。 真夜中の部屋に響く無機質な音。心の奥底に留めといた醜い音。 そこに叩き付けるような音が流れ込み、美しい声という楽器がメロディを奏でたときには、真空管音から感じた不安は、まるで幻のように消えている。 何回聴いても、そう。不思議な音楽。独特の空気。 静かで偽りのない美しさ。 ベンの綴る詞は、摩訶不思議な言葉が並ぶ。 彼の脳は、きっと普通の人間と同じようには動いていない気がする。 物の見方、考え方がとてもシニカル。 「君に会うと、僕は逆さまに君を見てしまうのさ」だと。 きっと、この世界には飽き飽きしているんだ。くだらないことが多すぎるから。 形あるものがすべてではない、そう悟ってしまった人間だけが感じることのできる世界を 彼は音楽で表現しようとしているのだろうか。 この世のものとは思えない、皮肉さと美しさ。 それは、真空管に閉じ込めておきたいような音楽。
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