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ソウルと大阪弁 この映画は観なくていいです。レンタルで十分だと思う。日本映画が国際的に評価されているという話を随分耳にするけれど、エンターテインメントという観点で観ると、まだまだなんだなあと思わされる映画でした。僕は素人なのでよくわからないけれど、シナリオの練り込み方と演出の丁寧さに欠けているのだと思う。井筒監督はTVの辛口コメンテーターとして活躍しているみたいだけれど、映画監督がそんなことをしないと食っていけないことが、エンタテインメントの貧困を呼んでいるのか、TVタレントレベルの人が映画を撮っているということなのかわからないけれど、ともかく、ちょっとがっかりだ。 なぜなら、設定は間違いなく面白い。企画というかプロットは秀逸だった筈だ。2日後に刑務所に入る関西の小さなヤクザの組長は、熱狂的なジェームス・ブラウンのファン。子供の頃に生き別れになった娘と25年ぶりに会いたいと願っている。その娘は、そっくりショーの企画会社の社長で頑張って生きている。組員達が親分のために連れ出したのは、娘が招聘したJ.B.のそっくりさんだった、、、。 ねっ?面白そうでしょう?親分が西田敏之で娘が常盤貴子というのは、新味はないけれど妥当なキャスティングで、二人とも好演している。それだけに惜しいのね。 おそらく、この映画の企画書のどこかには「ブルース・ブラザーズ」のことが書いてあったはずだ。あんな大傑作に比較するのは酷かもしれないけれど、バカバカしい話だからこそ、細部にこだわって練り上げて貰いたかった。 でも随所に流れる音楽は良かった。ホンモノだから当たり前だけど。西田敏之扮する親分がJ.B.について熱く語るのも面白かった。ソウルのすばらしさを大阪弁で語ると、妙にはまるんよね、ほんま。 ということで、サントラは、この機にいかがでしょ?そのうちDVDになるだろうから、そしたら映画も観てみてね。
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