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| 杉本恭一がレコメンドする1枚 今回は、ジャケットで選んだアルバムを紹介しようと思って、これを。ビートルズのアルバムだから、俺が今さら語る必要もないんですけど(笑)、大好きなジャケットなので敢えて紹介します。 当時なんらかの賞もとって話題になったこのジャケットは、マイケル・クーパーという写真家の作品。マリリン・モンローやモハメド・アリなど、ビートルズの周りにはたくさんの著名人の写真がコラージュされてるんですけど、登場するすべての人の肖像権をとってるのがスゴイ!それに、色をたくさん使うなどしてサイケデリックな雰囲気が漂っていてかっこいい!俺の部屋はメチャクチャ散らかってるんですけど、このアルバムは必ず目に付くところに置いてあります。一時はパソコンの壁紙にしてたこともあるぐらい気に入っているジャケットなんです。 ジャケットだけじゃなく、アルバム自体も“世界初のコンセプトアルバム”ということですごく話題になりました。コンセプトアルバムというのは一曲一曲で完結してるんじゃなくてアルバム全体を通してストーリーがあるというか、一枚で一曲といったような作りのアルバムのこと。今じゃそれほど驚くことでもないけど、当時はそのようにしてアルバムを作るという考え方が存在してなかったんですよね。 ビートルズのアルバムは全部持ってて、ホントは『リボルバー』や『ホワイトアルバム』のほうが好きなんです。でもこのアルバムがすごいなぁと思うところは、ジャケットと曲のイメージがぴったり合ってるところ。 それぞれの曲もインド楽器のシタールを使うなどしてサイケデリックな音に仕上がっていて、ジャケットと音が見事に調和しているんです。しかもビートルズがレコーディングに凝りだした頃のアルバムで、4トラックで多重録音で音をつなげるなど、当時としては珍しくレコーディングの技術的にもすごく実験性がある。このアルバムは、いろんな意味で世界の音楽の流れを変えた貴重な一枚ですね。 余談になるんですけど、ボクはビートルズのメンバーの中ではジョン・レノンが一番好きなんですよ。ポール・マッカートニーなんかは完璧な感じがするけど、ジョンはダメ人間っぽいじゃないですか。なんか自分と同じようなニオイがするんですよね(笑)。
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