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| 杉本恭一がレコメンドする一枚 ここ数回はジャケットが気に入ってるアルバムを紹介してきたんだけど、前回までの3枚と違って、コンセプトアルバムやサイケといったところからは離れてますね。 だけど個人的にいえば似たような感じというか、同じ流れにのってる一枚なんですよ。 このジャケットの絵は、ニューヨークの街頭にいる絵描きさんが描いたらしいんです。 しかも、デビット・バーンがニューヨークを歩いてるときにたまたま見かけて気に入ったらしく、ジャケット用に描いてもらったとか。その話を聞いたのが、商業デザインのシゴトをしていた頃。絵も描いてて音楽もやってた当時の俺からしたら、スゴク夢のある話だったんですよね。 で、俺も「そんなことしてえなぁ〜」と思って、レピッシュの3枚目のアルバム『KARAKURI HOUSE』を作ってるときに、実際にニューヨークに行って絵描きさんを探したんです。でも時代のせいか、街に絵描きさんがいなかった(笑)。 しょうがないから画廊で見つけようと思っていろいろ回ってみたんだけど、今度は絵が高すぎて・・・。結局、だまし絵で有名な福田繁雄さんにお願いできたから、かっこいいジャケットに仕上がったんですけどね。 トーキング・ヘッズの音は、リズム音楽や民族音楽が好きな人の入り口にちょうどいいんじゃないかな。リズムの洪水って感じで、すごく心地よいサウンド。俺は9曲目の「ロード・トゥ・ノーホエア」ばっかり聴いてる。行進曲みたいでいいんですよ。 昔、『DOA』っていうピストルズとかクラッシュのドキュメンタリー映画を観に行ったことがあるんだけど、それとたまたま同時上映してたトーキング・ヘッズのライブ映画も観ることができて。ジャケットや音はもちろん、ライブパフォーマンスにもアイデアが溢れてて、すごく影響を受けました。プロモーションビデオとかも最高だから、トーキング・ヘッズの映像も機会があったぜひ観てみることをオススメします。
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