|
|
|
|||||
2人がレコメンドしています |
自分もレコメンドを書く |
|
| Recommend!! | ||
|
普段パンクとかメロコアなんぞはあまり聴かない自分なんで、そこら辺の音楽やってるバンドはみんな演奏が下手だとか、みんなフライドポテトばかりを食ってそうだとか、聴きもしないのに余計な偏見を持っていたりする。 特に、最近のパンクバンドは田舎から上京してきた兄ちゃんが青臭い歌詞を書いているようなバンドばかりだと思っていて、そういうのは正直カンベンとばかり思っていたのだが、このThe Band Apartの「K. And His Bike」を聴いて、そういった自分のパンクに対する偏見が恥ずかしくなりました、かというと実はそうでもなかったりする。何しろこれ、一般的なパンクやメロコアの範疇を超えてスゴかったので。 まずヴォーカルからしてちょっと意外な感じがした。他のパンクやメロコア物によくあるヤンキーっぽい攻撃性が少なかったのである。表面的な攻撃性から一歩引いたようなところから響くヴォーカルは、自然な人懐っこさを感じた。内容の方も、意外に次ぐ意外な懐の深さで、どの曲もポップで明快なんだけど、曲の構成やリズムの取り方は結構複雑で多彩。ヴォサノヴァから俳句のラジオ放送に至るまで突拍子も無いのが次々と出てくるのだけど、そこがむしろパンクらしさを引き立てているようで面白い。その面白いのが次々に出てくるので、聴いていると尻上がりにテンションが高くなり、あっという間に聴き終わってしまう。最初だけ良くて後は尻すぼみな作品が多い中、これは珍しく理想的な展開をしてくれるアルバムだった。 聴き終えて余韻に浸りつつ、改めて深い緑のジャケットを眺めると、The Smithsの「Queen Is Dead」を思い出した。名盤です。 余談ですが、このバンドでベースやってる人はカシオペア大好きらしい。すげぇなあ。
|
|
|
|
|
|
|
|
(C)Copyright 2002. All rights reserved by RespectMusicJapan webmaster@recosell.com |