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EXIT / PASSENGERS
1990.6.21 PCCA-00088  CD
素顔になりたい / ボーダーライン / Precious / Don’t Stop Bus / NO EXIT / いまさらHappy Birthday / CRAZY DRIVER / 日曜の夕方には / イニシャル”K” / 1990’S 


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前3作よりハードロック色がぐっと強まり重厚になった。大野の歌には野太い中にも艶が増し楽曲の音ときっちり絡んでバンドとしての完成度がぐっと高まった。歌詞に関しては珍しく一貫性が感じられず、その方向性が内面に向かいたいのか外側(社会)へ目を向けたいのか分散した形で終わってしまっている。前作品までは全くパーソナルな視点で書かれていながらもその根底に核となる部分が存在していた。”EXIT”の中の詞には核となる部分が感じられない。手を抜いた訳では決してなく、作り込んでしまった結果であろうことが感じられるだけにその一点に関してだけは残念である。

とはいえ、最後まで飽くことなく聴き通せる名盤であることに変わりはない。

4枚目にしてラストアルバムとなってしまった”EXIT”
”バンドとしてようやく突破口のようなものが見えてきたから”と大野はこのタイトルの意味を語る。解散の意味を含んでの発言だったかどうかは今となっては知る由もない。いずれにしてもバンドは生き物。長寿短命に関わらず終わりは必ずやってくる。

あの時ラジオの公開ライブで大野の破天荒な歌声を聴かなければ私でさえこのバンドの存在を知らずに通り過ぎていたかもしれないと思う。出会ってしまったおかげで私の大学生活(パッセンジャーズの活動期間と私の大学4年間は見事に合致している)はパッセンジャーズ一色に染め上げられてしまい、自らもバンドを結成し彼らのコピーに明け暮れる毎日となってしまった。ファンとして普及活動に努めたつもりだったが全く効果はなかった。(メンバーにすら不評)短命にさらに拍車をかけたのでなければいいんだが。(苦笑)

そして9年後の2000年初秋、ネットで遊んでいた時にふと思いつき、軽い気持ちで”パッセンジャーズ”を検索してみた。CD情報でも出てくれば上等くらいに考えていたらなんと彼らのファンサイトに辿り着くことができたのだ。そこは昔懐かしむためのサイトではなく、今現在 ”パッセンジャーズ”を愛してやまないファンたちが集う場所だった。このバンドの良さを知っていたのは自分一人ではなかったのだ。まず最初に驚き、戸惑いを感じたのは確かだ。が、やがてなんとも言えない喜びが心中に広がった。たった4年の活動の中でも一部の人々の心にはしっかり根を下ろしていたことを知り、そのことがひどく嬉しかった。

パッセンジャーズは終わったバンドではなかった。いつまでも人々の心の中に長く根付きながら現在進行形で歩み続ける”息の長い”バンドであったことを、ネットを通して改めて認識することができたのである。

パッセンジャーズのファンサイトはこちら!
↓↓↓
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Keyaki/3965/passengers.html

90's / PASSENGERS
サードアルバム(カバー集)
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セカンドアルバム
GYPSY BLUE / PASSENGERS
ファーストアルバム

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2004/1/11 こあみん
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