|
|
1人がレコメンドしています |
自分もレコメンドを書く |
|
| Recommend!! | ||
|
ピチカート・ファイヴ解散後に発表された、盛り沢山のアーチストによるカヴァーアルバム。まず顔ぶれを見ただけでも「スゴイ!豪華!」という感じなのですが、こういった企画盤ならではの「同じ曲でも、違う人が歌うことによりその曲の新たな魅力が発見できる」ということが、このアルバムでは特に際立っていると感じます。自分にとっては生活に溶け込み、すっかり耳慣れているピチカート・ファイヴの歌がとっても新鮮! RIP SLYMEの「nonstop to Tokyo」の底抜けなハッピーさにワクワクしたり、曽我部恵一が語りかけるように歌う「メッセージ・ソング」にぐっときたり。語りかけるという点では、岸野雄一の「世界は1分間に45回転で廻っている」もとてもドラマティックで、しみじみと歌詞を味わいたくなるような歌声&アレンジです。 このアルバムで一番好きなのは南佳孝の「テーブルにひとびんのワイン」。ラテンJAZZの軽妙なアレンジと伸びやかな歌声が、ずっとずっと聴いていたくなるぐらい心地良いです。 コシミハルの「あなたのいない世界で」は80年代の歌謡曲のようなアレンジで、ちょっとなつかしいサウンドが新鮮。 このアルバムでは、デューク・エイセス、水森亜土、和田アキ子などのベテラン勢の参加も聴き所の一つ。こういったベテランのアーチストの円熟の歌声で、今まで気付かなかった歌詞の深みに何度もハッとさせられました。中でも水森亜土の「皆、笑った」は、ある程度年齢のいった人が歌うからこそ、ちょっぴりコミカルなその歌の中にある悲哀や切なさが伝わってきました。 このアルバムのタイトル「戦争に反対する唯一の手段は。」の言葉の続きは「戦争に反対する唯一の手段は、各自の生活を美しくして、それに執着することである。」だそうです。 このアルバムで初めて知った言葉ですが、こんな時代の今だからこそこの言葉が胸に沁みます。 世代に関係なくこうして多くのアーチストが歌い上げるピチカート・ファイヴの歌に込められた世界、改めていとおしく感じました。
|
|
|
|
|
|
|
(C)Copyright 2002. All rights reserved by RespectMusicJapan webmaster@recosell.com |