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ライブ・アンソロジー2「スイッチバック」 / ストラーダ
2003.11.30 MOHA-201 ¥ 2,940 (税込) CD
身それた花 / なぐり書きのラブレター / Primo / 山道〜伝説列車 / キッチン・マーチ 


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ススススススススススススススススススススススススス、ストラーダ、わたしの大好きな、
ストラーダのCDをご紹介します。

メンバーの方々は友人でもあり、
わたしのライブにも何度か参加してもらったことがあります。

編成は、
ドラム、サックス、チューバ、ギター、の男性4人です。

ストラーダの音楽ジャンルを説明するのは、上手くできないのですが、
わたしは彼らの演奏が、映画音楽になったらいいなぁと思っているのです。

ストラーダを聴くと、ドラマを見ているような気分になるからです。
こぎれいなのじゃなく、男っぽいようなドラマです。

(↓行きます!空想!)

ハートはものすごくきれいなんだけど不器用で運の悪い、ブルーカラー労働者の男が出て来て、
たぶん子供の頃、親がロクデナシだったりしたのか、
基本的に傷ついていて、ワケアリで、
孤独と怒りに耐えるうちに、
目つきが野生動物みたいにスルドクなっちゃってる。
そんな奴が、酒場で酔ってあばれたりしたのがモトで、
なんかわかりませんがアブナイ事件に巻き込まれ、
走ったり逃げたり追いかけたり助けたりの、ハチャメチャな冒険になる。
漁村の場面もイイし、
かくまってくれたホームレスの隠れ家もイイ、
建物の薄汚れた片隅や、
田畑や中途半端な田舎や、リアルな日本。
ヤクザな人達や味のある顔の人達がいっぱい出て来て、
皆、ワケがあり、その人なりの理屈がある。
スリルな展開いっぱいだけれど、
流れる音楽はちょっとコミカルでドタバタしている。
人間は哀しいんだけどコッケイで、愛せる、とゆうような。
あと、優しい女に安らぎを得て、ホッとする場面もあるんですが、
彼女が心配して男に意見しようとすると、
「うるせぇ黙ってろ!」
なんてどなられちゃう。ンモー、にくたらしい。
そして、ギリギリで汽車に飛び乗ったり、
車かなんかがバクハツしたり、
すったもんだの揚げ句、問題のブツ(現金一千万くらい入ったカバンか?)は、
なんという巡り合わせか、事件に全く関係のない田舎のじいちゃんとマゴ娘のものになる。
そんなオチ。
なんとも言えないいい天気。
空にはヒバリの声。
男はあきれて立ちつくし、でもやっと危険は去り、
フラフラにくたびれた足どりで帰路に着く。
手元にはなんにも残らなかったけど、
ポッケに女のくれたお守りが入ってたりして。
それ見てフッとほほ笑んだりして.....。

(空想終了!)

ぷはははは!
調子に乗ってしまいました。
でもこんなのじゃなくて、
誰かモノのよくわかる映画監督が、ストラーダに出会ったら、
その人きっと喜ぶと思うのだけれど。

さて、ストラーダが最近出した2枚のアルバムはライブアルバムで、
なんと、
1993年からのライブ録音499曲の中から選んだ、16曲なのだそうです。(2枚合わせて16曲)

2枚は同時にリリースされましたが、
2枚組ではなくて、1枚つづのアルバムです。
面白い特典だなと思ったのは、
2枚共買うと応募券が揃って、それを送るともれなくもう1枚、
オマケのCDがもらえる、という仕組みでした。

ストラーダ。
迫力、スリル、ハチャメチャ。
思いもよらないソロや、タイミング。衝動。硬派。
ジンワリ来る曲、コミカルなもの、滋味。

ライブ録音の空気感には、
「この日この時この人達は、
本当に命を燃やしたんだなァ!」
と、信頼できるものがありました。
わたしはストラーダに、
自然で正しい音楽家の姿を見ているのです。

最後に。
わたしは彼らのライブに行くと、
必ずすることがあります。

アンコールが終わると、
拍手の中をライブハウスのカウンターに走って行って4杯のビールを注文し、
それを注意深く抱えて、また急いで楽屋へ走って行きます。
素晴らしい演奏をしたこの人達に、たちまち乾杯してもらうためです。

「あ、さねよしさん、
え、いいんですかコレ?
わ、じゃあ、ありがと〜。」

ストラーダのメンバーは、皆静かで、
感じのいいお人柄。

ところが慌て者のわたしはしばしば、
4人のうちサックスの中尾さんがお酒を飲まないのをつい忘れて、
全部ビールにしてしまっているのです。

「あ!そうか!シマッタ!」
「いい、いい。じゃ、ワタシはコレにして...」

と言って中尾さんは、ペットボトルのミネラルウォーターなどを手に持ち、
結局、余ったビールはちゃっかりわたしが手にして、
「カンパ〜イ!お疲れさまァ〜!」
なんてやっています。

もしかしてわたしの方が、気を遣ってもらってるのかも知れませんね。
それでも、このビール差し入れの役目を、
わたしは誰にも渡したくないほど、誇らしく思ってるわけなんです。

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※「タブレット」と「スイッチバック」に貼付されている応募シールを2枚同時にハガキに貼って応募すると、もれなくスペシャルCDが当たります!
応募締め切りは3月15日必着ですのでお早めに。(レコセル)

ライブ・アンソロジー1「タブレット」 / ストラーダ
「スイッチバック」と同時リリースのアルバム。カヴァー曲中心です。

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2004/2/24 さねよしいさ子
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