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| 我が家にはスカパー!が入ってる。一昨年の暮れに民放に嫌気がさして導入したのだ。例えば深夜のくっっだらねえショッピング番組や、オチのないカラ騒ぎじゃ、せっかくのダック・ジャニエル君が台無しだー! そんな時、誰かの新しいPVや、熱いライヴや、可愛い動物や、懐かしいアニメが観れたら、しあーせ! そう思ったのだ。 スカパー!ガイドも毎月買って蛍光ペン片手に隅々までいろんな番組をチェックした。そしてそれを逃してなるものかと血相変えて録画しまっくった。しかし、それが続いたのも約半年。「飽きた」そう思った瞬間に、私はまた民放の買う気もねえエクササイズマシーンや、虫や鳥たちの生態や、知らない街の景色をつまみにダック君を呑む羽目に陥っていたのである。 そんなある日なにげなく久し振りにつけてみたスカパー!。新作PVの番組で、私が出逢ったのが今回ご紹介するフランツ・フェルディナンドだ。 全員がタイトなスーツ姿にピシッとなでつけた髪型。モダンでおしゃれな感じ。一瞬、トーキング・ヘッズみたいな感じ。見るからに7,80年代の雰囲気が。「これが新しいバンド?」と思った。興味をひかれ画面に見入った。そして魅せられた。このPVじつにバカっぽい。真面目な格好で真面目な顔で内容は最高にバカ。これは私にとってものごついカッコイイこと。そしてサウンド。私が好きなウルトラヴォックスの“NEW EUROPEANS”のギターのカッティングに似てる。おーおーカッコイイじゃん。 彼らは '01年に結成されたイギリスの4人組バンド。バンド名はサラエボ事件で暗殺されたオーストリア皇太子の名前らしい。アルバム・デビュー前にNMEで2度の表誌を飾り、 「NME2004年のホット・リスト」でナンバー・ワンを獲得。イギリスでは2月にリリースした1stアルバムで全英チャート3位に初登場だって。日本ではこの6月に発売されたこのアルバム。その頃からCD屋でジャケットは見てたのよね。でもさ、このジャケットだけじゃ中身が想像できずに「ふーん」な感じで素通り。今回「Franz Ferdinand」と書いたメモを片手にCD屋に走ってこのジャケットを発見したとき「なんだ、チミだったのね!?」と思いました。そうと判るといきなりこのジャケットがバンドと合ってるセンスの良いものに見えてくるから不思議。 私がPVを観た“this fire”は凄くカッコイイ曲。ギターの切り方や絡み方が好き。低音系ヴォーカルと同時に歌ってる調子っぱずれのコーラスも素敵。他にも、ちょっと懐かしい曲調の面白い曲が多数収録されています。演奏がちょっとヘタッピな感じも魅力の一部です。薄暗いディスコでギンギラの紙吹雪無き散らして踊りたい感じかな。 そうそう、このバンドのポリシーは“女の子達が踊れるような音楽を作ろう!”だそうです。私ももうちょっと早くスカパー!見てれば11月末に行われた日本公演で踊れたのになあ。残念!
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