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| 3月20日は幕張にMAGIC ROCK OUTというイベントを観に行ってきましたー。目当てはイギーポップとそしてプライマルスクリーム! というわけで今回はそのプライマルスクリームの“Give Out But Don't Give Up“というアルバムを紹介させていただきます。 このアルバムは発売された94年から、今現在も私のヘビーローテンションの一枚なのですが、いくら聴いても飽きないばかりか、ふと気がつくといつでも食べたくなるカレーライスのようなアルバムなのです。1曲目の“Jailbird”や2曲目の“ROCKS”のようなロックンロールナンバーは今でもDJとかするときしょっちゅうかけるんだけど、盛り上がるねー、みんな好きなんだねー、フロアーに出たくなるねー、踊りたくなるねー。もちろん家でかけてても、私は踊ります。水中のワカメのようにゆーらゆーらと。暴れたり足でリズムをとったり...、というよりもプライマルスクリームにはこの心地よい“ゆーらゆーら”が一番ぴったりくるようです。ちなみにこの間の幕張でも会場中がゆーらゆーらしてました。幕張メッセの床から生えた大量のワカメ! 音の波に身を任せ、塩っけ混じりの汗を噴き出し暗い会場でテッカテカに顔を光らせたワカメ軍団。名付けて“幕張ワカメ”。なんかウマそうですな。私は95年頃にNew Yorkのライムライトというクラブでやったときも観に行ったんだけど、そんときも見事“N.Yワカメ”は生息してました。身体が揺れちゃうグルーブは万国共通です。 さてプライマルスクリームにはいろんなタイプの曲があって、ロックを芯に据えながらもソウルっぽいものや、デジタルサウンドなど様々な要素が“今”の感覚で絶妙にミックスされてるんだけど、それが私がこのバンドが好きなポイントです。昔の焼き直しをそのままそっくりなーんてやってられるか、そんなもんジジイどもに任しておきゃーいーんだよ、バーローという気概が、このバンドのサウンドを良く切れるナイフのように尖らせている気がします。それから怒りや苛立ち、これをたっぷり内包しているところにも魅力を感じるねー。でもさー、これらの要素ってそれがまさにロックなんじゃーねーのー? 人のいうことハイハイ聞いてロックしてどーすんだー? 物わかりの良いロックか? あのロックは「素直ないい子でねー」か? 「勉強が良くできて親孝行な」ロックか? 近所のオバちゃんの評判も上々かっ? ぎょえー、ききたくねー、そんなもん! というわけで、ファーック&リスペクト! 心の中指立てながら自分たちの解釈でロックンロールするこのバンドはカッコいい! 今回ご紹介するこのアルバムにはさっき挙げたそんな感じのM1やM2の他にもM7のような曲や、M3やM10のように夜明けの酒をウマくしてくれるナンバーも入っていて、最後まで聴くとまた頭から聴きたくなる名盤です。プライマルスクリームのアルバムはいろいろ出てるし、アルバムごとに色が違うと思うんだけど、私は自分の思い入れも含めて、まず、とにかく、この“Give out But Don't Give Up“をおすすめしまーす。みなさんも家でお母ちゃんや、妹や、彼氏や、猫に笑われるくらい、というか気持ち悪がらるれるくらい、音にどっぷりと身を任せて、ゆーらゆーらワカメ体験してみてください。
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