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今宵も、うたかた探し / ジムノペディ
2004.3.10 GFCC-0003 ¥ 2,500 (税込) CD
恥艶の輪 / ウタカタ / ヒメゴト花火 / 花オルゴール / サリエリ / 金魚遊び(inst) / ミイラ少女 / 恋は喜劇 / 恋じかけのワルツ / やっと、ひとくち / ままごと初夜 / 夜明け / 手紙 


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ジムノペディ。
六人のメンバからなるJAZZバンド。

しかし、彼らの音楽はJAZZにとどまらない。
ときにJAZZであり、ロックであり、POPであり、
そして色濃く昭和歌謡の香りを漂わせるときもある。

ヴォーカル・ナオミの声も、
そして詞も曲も、魅惑的という言葉がぴったりで、
そこには他にはないどこか危ういジムノペディ・ワールドが広がる。

僕も初めて聴いたときに、一発で魅了され惑わされてしまいましたよ。

今回紹介するのは、そんな彼らの2ndアルバム。

いつもなら、最後にオススメの曲をいくつか紹介するのですが、
今回はそれができないんですよ。

コレとコレと選び出すことがなかなかできないのです。

どのアーティストもやっていることでしょうが、
アルバム作品は曲の選択からその曲順まで、
僕たちに想像できないくらいの神経を注いでいることと思います。

彼らの作品は、まさにそれを強く感じさせます。
1曲目からラストの曲まで、それらを全部、
その順番で聴くことで完成する一つの作品。

それを強く感じるのです。
だから、コレとコレがいいと抜き出すことができないんです。
全ての曲があって一つの作品。

13曲で59分39秒。
約1時間。

1時間僕にください、と言いたい。
そして、このアルバムを最初から最後までゆっくりと聴いて欲しい。
きっと僕が言っていることが納得できると思います。

そしてそのときには、
お気に入りのアーティストが一組増えているはずです。


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2005/9/21 mura
星無し

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夜ききたい
“昭和という時代”がちょっとしたブームだそうで、昭和をテーマにしたアトラクションやテーマパークはどこも結構な人気とのこと。日本のミュージック・シーンでも、一連のカヴァー・ブームと共に、昭和の雰囲気を感じさせるアーティストに注目が集まっていますが、今回は、そんな昭和歌謡テイスト溢れるサウンドで人気の、ジムノペディについてあれこれと…。

2001年に小林殉一(sax)を中心に結成され、メンバーは6人。ジムノペディというバンド名は、前衛的でクラシック界の異端児といわれた、エリック・サティの曲名からつけられました。2002年11月にファースト・アルバム『雨、所により花吹雪』をリリース。ロックやジャズ、スウィング、ファンク、昭和歌謡といった様々なサウンド・ミクスチャーと、物語性のある独特な詞の世界で高い評価を得ます。そして2004年3月にリリースされたこのセカンド・アルバムは、全13曲、60分にも及ぶストーリー仕立てのコンセプト・アルバムとなりました。
アルバムは、レコード盤に針を落とした時のようなノイズで始まり、アナログ度は満点。物語は淫靡なエロチシズムを感じさせる「恥艶の輪」で、彼らの耽美で倒錯的な世界へと誘います。サックスをフィーチャーし、ジャジーなサウンドとスウィングする4ビートでピュアな愛を唄う「ヒメゴト花火」。グループ・サウンズっぽい、ノリノリ歌謡ロックの「ままごと初夜」。刹那的な大人の愛が哀しい「夜明け」など、どの曲もどこか儚いのある幻想の世界を描き出します。それはまるで竹久夢二的レトロ・アートな世界が音となって甦ったような。そして魅惑の物語は、再びレコード盤のノイズと共に終わりを告げます。

作詞作曲のほとんどを手掛ける小林殉一のオリジナリティのあるサウンドに、演じるように歌い表現する、ボーカルのナオミの歌唱力や存在感も大きく、“昭和歌謡系”の単なる模倣や懐古趣味に終わらない、彼らなりのパンクな心意気も感じます。都内を中心にライヴ活動をしている彼ら。妖しくも美しいジムノペディ・ワールドを聴かせてくれるとか。


このレコメンド文はどうでしたか?
2004/7/30 ぷれぷれ
星無し

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