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| 今回ご紹介するアルバムは、私にとって超特別。今これを書きながら部屋で流しているだけで胸がドキドキして手のひらにじんわり汗が滲んでくるほど。 時は80年代初頭。新宿にツバキハウスというクラブがあってね、曜日ごとにいろんな音楽が流れてたのよ。たしか火曜日がロンドンナイト。そして当時高校生だった私が通っていたのは日曜日のヘビィメタル&ハードロックナイト! 全員がDJに向かっていっせいにヘッドバンキングしまくるという異常光景の中、私も首を振りまくり、月曜日はその後遺症で授業が受けられず保健室の世話になるほど。そこで流れてた曲の中でも特に一番好きだった曲が、このアルバ ムの1曲目の“LIVE WIRE”でした。 イントロのギターのリフの前に聞こえるわずかなフィードバックの音を聞いただけで、今でも私はうなだれていた犬が「散歩行く?」と言われた時のように、シャキッと起き上がり目をランランとさせ尻尾をちぎれんばかりにバタバタ振ってしまうんだな(実際に振るのは“首”なんだけどね)。ブレイクで聞こえる カウベルに合わせて机の端をノックしてしまうんだな。これってすごい条件反射。でももししたら単なる、個人的な懐かしさだけがなせるワザなのかー?いー え!違います。この現象、私だけじゃないんです。この曲がスゴいんです。そしてこのアルバムもスゴいんです。 82年に発表されたこのモトリーのファーストは、その後のバンドがデッカくなってゆく活動のなかで、つい霞んでしまいがちかもしれないけど、モトリーの ファンならみんなが知っている「このアルバムがいかに名盤かということを」ねー。パンキッシュなハードロックンロールの感じと、見事にポップな曲の良さが最後の一曲まで染み渡っていて、何百回聴いても楽しめるよ。現に私は20年以上、楽しんでます。 だけどこのアルバムのサウンドは重厚で洗練されたものでは決して無いのよね。褒め言葉として誤解を恐れずにいうと、なんか素敵にチャチイい。逆にここも 好きな要素なのです。独特な空気感をたっぷり含んでいて、目の前で演奏してるのになんか薄い幕の向こうに居るような、そうそう、PVでメンバーがシル エットで登場する時のようなワクワクを私に伝えてくれます。あーーーーカッコいい! ケバケバしいロック万歳! とにかく全曲おすすめですが、特にさっき書いた1曲目は必聴! そして4曲目のメリーゴーランドも私は好き。 これを聴いて気に入った方は2枚目以降も連続して聴くことを(Girls,Girls,Girls,やDR.FEELGOODやHOME SWEET HOMEやWILD SIDEや聴いてほしい曲が山盛り)、そして現在のメンバーの活動にも注目してみてほしいのですが、(4枚組BOX限定版も出たばっかだし、先月DVD も出たし、ベースのニッキー・シックスは新バンド、ブライズ・オブ・ディストラクションでこの夏にはイベントでの来日が決定したらしいし)、でも、私は 自分が長年このアルバムにハマった経歴もありで、まずは、まずは、入り口としてこのアルバムをおすすめします。
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