田中和将(GRAPEVINE)が影響を受けた1枚
影響を受けたものというと、僕はストーンズ。いつも『メイン・ストリートのならず者』を挙げるんですけど、今回は『ブラック・アンド・ブルー』にしようかな。
これは、〈中期ストーンズ〉と言われる頃で、ギターのミック・テイラーが抜けてですね、確かギタリストのオーディションをしてる時期に作ったアルバムなんですよ。だから何人かのギタリストが弾いてるんですけど、そんなことを抜きにしても、非常にファンキーなことをやろうとした側面と、ストーンズならではの感じが一緒に溶け合ってて、まぁ、なかなか刺激的な1枚なんじゃないかなぁ、と(笑)。簡単に言ってしまえばそんな感じなんですけど、すごい好きなんですよ、あの頃の空気が。中途半端なファンク加減というか。そういうことにトライしたのって、これが初めてなんじゃないですかね。しかも、1曲目が「ホット・スタッフ」なんですけど、あの妖しいファンク加減がいいなって。けっこう名曲も入ってるし、「メモリー・モーテル」とかね。ストーンズはもう間違いなく好きですね。
あのー、歳をおえばおうほど、ストーンズって変やなと思うんです。どこが変かって? いやもう、何もかも変ですよ!(笑)。うまくないし、演奏もできてないし、それだけにグルーヴが変やし。たぶん、これ天然なんやないですかね。それでもなんか……カッコいいんですよねぇ(笑)。マネできない感じがあって非常にカッコいいと思います。
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2006/5/9 音楽と人
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