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作詞家 伊藤緑です。本日は、ケツメイシの「涙」です。このところ、台風の影響で、雨が続いています。晴れの日が大好きだけど、たまには雨もいい。笑顔が大好きだけど、たまには涙もいい。 ■いつでも「涙」って訳じゃないよね 「涙」というタイトル通り、涙と人の関係を描いた作品。「泣く」という行為をポジティブにとらえ、泣くことで前に進めとアドバイスをしている。しばらく注目を浴びていた「癒し」に通じるところもあるかな。 私は、泣くこと奨励派。こう書くと勘違いされてしまうかもしれないけど、「涙」と一緒に、その時のどうしようもならない感情を吐き出してしまうのは、いいことだと思う。ただ、泣き方が問題。まず、人前で泣くのはNG。泣いて誰かに慰めを求めるのもNG。ひとりで悲しい映画でも見ながら、映画の力を借りて泣いてしまうのが私の方法。だから、「俺」が登場する部分だけ、ちょっと気になっちゃう。ただね、こんな「俺」が居たらいいなとは思うよ。 いつでも泣きたい時 泣けばいい ありのまま思うまま涙に ただこらえて 気持ち抑えて 一人で強がることはやめて 人陰に逃げずに俺と二人で こぼれた滴強さに変えて この曲を聴いて「あぁ、泣けばいいんだ」と安易には思わないで欲しい。泣き癖がつくと、これまで涙に至らなかったところで簡単に泣いてしまうことになりそうだから。根性を見せて、我慢をした後の涙だからこそ、意味があるのだ。 ■必ず進む、それが約束 では、泣いた後どうするか? 「あぁ、すっきりした」と思うことができたらいいよね。で、解決策を考える。大人になってからの涙の理由って「悔しさ」からっていうのが多いんじゃないかと思う。「悔しい」と思ったことの原因を考える、そして、解決する。それが泣いた後にすること。 目に一杯にため込んだ 涙と引替えに この機会にまた一つずつ 強くなりつつ 古い靴 脱ぎ捨て歩いてゆく だって、ちゃんとこうやって歌ってくれているじゃん。古い靴を脱ぎ捨てる。歩き出す。大事なことだ!
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