Charlie Parker (as) や Dizzy Gillespie (tp) らと共に Earl Hines (p) バンドに 在籍していた Bennie Green の1961年録音盤で、Johnny Griffin (ts) 、Junior Mance (pf) 、Paul Chambers (b) 等をバックにしたライブ感溢れるアルバム。
全7曲中スタンダードは " STARDUST " の1曲だけで、Green 自身のオリジナルも " AFRICAN DREAM " の1曲のみ。残りの5曲は共演の Griffin や Green との名演も多い Latin Perc. の Babs Gonzales の作品という内容ですが、スロー、アップ、ブルース、ラテンと曲の組合せが良く、どの収録曲も Green の陽気な雰囲気にマッチしていて、こんなにも「リラックス」という言葉が似合うアルバムは他に無いのでは?と感じさせます。
Green 自身、テクニック的には決して器用ではないのですが、その歌心はかなりのもの。同世代の J.J.(J.J.は1924年1月生まれ、Green は1923年4月生まれ )とは全くの対極に位置し、その為かあまり脚光を浴びることのなかった人でしたが、「あたたかく太い音」や「シンプルな音選び」、歌心を際立たせるさり気ない「グリスワーク」等、参考になる部分の多いプレイヤーでもあり、「歌心こそ最高のテクニック」と言わんばかりのこのアルバムでの演奏は、ある程度キャリアを積んだアマチュアにこそ聴いて欲しい素晴らしい内容と言えます。
因にジャケット写真から察するに楽器は V.Bach でしょうか。マウスピースはレミントンタイプ(メーカー等詳細不明)を使用。
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2004/5/22 白井宏司
星無し
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