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| 実はこのアルバムを買ったの、これで4枚目くらいなんです。「すごくいいから」って人に貸してそのままになってしまったり、スタジオでみんなで聴いてそのまま忘れてきてしまったりするんだけど、大好きなアルバムなので、そのたびに買い直しているんです。最新アルバム(I Can't Stop)も聴いたんですけど、アルバム自体、もちろんすごくいいものだと思ったし、何よりAl Greenが今でも現役で素敵に歌ってくれている、その事にとても感動してしまいました。 Al Greenが使っていたスタジオ(最新アルバムでも一曲録音)っていうのが、すごく凝っているらしいんですよ、特にドラムの音に。Al Green サウンドとよばれているものがあって、そのスタジオを使うと、決まってその音になっていくという感じで。建物はボロボロらしいんですけど、今でも健在。建物の構造や空気、使っているマイクなど、いろいろな要素が関係しているんだろうと思います。 このスタジオの効果についてはよく語られることだけど、でも、やっぱり何よりもAl Green は、曲がイイということと、セクシーなところがいいですよね。ZOOCOは、夏になると聴きたくなるんですよ。そして聴いていると恋をしたくなる(笑)。このアルバムを、天気のよい日に車でかけていると、ほんわかしてくるというか、ほのぼのとした日差しがより暖かくなるというか、そういう雰囲気がとても好き。そんな感じというのは、確かにそのスタジオの効果も影響していると思うけど、それだけではなく、音の作り方も上手いし、歌詞もスウィート、そしてなんと言ってもAl Green自身の声、それらすべてがマッチしているからこそ、にじみ出てくるんだと思います。 ライブではとてもソウルフルに歌う人なんですけど、アルバムでは、これ見よがしに歌唱力をひけらかすというわけではなくさらりと歌って、ポップスとして創り上げているような気がします。すごいシンガーってたくさんいるんだけれど、彼のように、力が抜けてハッピーな感じに歌っているというのがZOOCOにはグッときますね。もちろん両極があって、たとえば、James Brown のシャウトがいいとか、Gladys Knightのようにディープに歌うのがいいとか、いろいろあるんですが、Al Greenのように、上手にさらりと歌うシンガーも好きです。 このベスト盤は、15曲入りなんですけれど、好きな曲がまとめて入っているところがいいですね。とくに「Love and Happiness」とか「Sha La La」とかが好きです。で、車で聴くときは、「Let's Stay Together」からスタート。天気がよくて日差しがたっぷりの日、タタタタタ・・・ってギターが入ってきて、これだ!という感じ。海を眺めながら、Let's Stay Together」なんて言われてみたいですね(笑)。
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