氣志團の成長を感じさせる1枚。1曲目から3曲目までの流れや落としどころが非常に上手くまとまっており、氣志團の音楽的な魅力やお茶目さも満載で、ハイテンションのまま最後まできっちり聴くことが出来る。 これまでのシングルは1曲目と2曲目以降のズレが目立っていたために、B面曲ならではのせっかくの音楽的方向性の面白さを見失う原因となってしまっていた。加えてクリスマスソング「SECRET LOVE STORY」のあまりのやるせなさにファンとして正直戸惑いを隠せなかった。 元々メジャーデビューの時点でサウンドに大きな変化があった氣志團。この違いは「One Night Carnival」のインディーズ盤とメジャー盤を聴き比べるという企画をラジオやCDショップが展開するまでに至った。違いを楽しめるならそれで良かったのだが、一向に勢いを取り戻さない“メジャーの氣志團”に不安を感じていたファンも少なくないだろう。 そんなモヤモヤを解消してくれた「キラ キラ!」は80's J-ROCKの魂を受け継ぐ、シングルカット曲にしてはちょっとマニアックで濃いめのナンバー。特攻をイメージさせる前ノリ縦ノリのスピード感とバンドの一体感はまさに彼らの言う“ヤンク・ロック”そのものだと思う。 それでいきなり2曲目「ロール オーバー・セニョリータ」でカントリーをやらかしてくれるのだから笑っちゃうぜ!ちょっと気恥ずかしさを感じるくらいの歌詞が彼らの持ち味。ギグで盛り上がる光景が目に浮かぶ。3曲目はファンの間で強く支持されている星グランマニエのバラード「愚かな英雄」で締めくくる。2曲目でぶっ飛んでくれた分、メッセージが強く印象に残る仕掛けだ。 ぶっちゃけ3rdアルバム「TOO FAST TO LIVE TOO YOUNG TO DIE」よりも完成度が高いんじゃないだろうか?そう思ってしまうあたり、実際氣志團への不安はまだ完璧には解消されてはいないんだけどね(テヘッ)。(萌尽狼)
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2004/5/27 σ(^_^;)
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